エンドセクター
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ジャンルはRPGとなっているが、実際にはトレーディングカードゲームとサウンドノベルの融合した内容である。サウンドノベルを読み進める過程で、ゲーム中の敵キャラクターとの戦闘がカードゲームによって行われる。また、カードゲームのみを遊ぶことも可能である。100人以上のイラストレーターが手掛けたカードが500種類以上登場する。
各カードに添えられたフレーバーテキストをはじめ、随所にアニメや漫画、あるいは他のゲームに関するパロディが盛り込まれている。非常にマイナーな部類であり、そのことから「隠れすぎた名作」と評されることもある。
ニコニコ動画では自分でうpした動画に自分でコメントしまくってみるなどで知られる。
システム
ノベルパートには、既存のサウンドノベルと大きく異なる点は無い。ここでは、戦闘時のカードゲームバトルについて解説する。
カードバトル
バトルは1対1の決闘形式で行われる。3×3マスのボードが2つ向かい合う形で配置され、両プレイヤーはボードの両端に立つ。プレイヤーは「攻撃」「防御」「装備アイテムの使用」「手札から選んだカードの使用」の4種類のコマンドを使用し、対戦相手のヒットポイントを0にすれば勝利となる。ゲーム中の行動はリアルタイムで反映される。行動を選択した時点で「ターンゲージ」が出現し、少しずつ上昇し始める。このゲージが頂点に達した時はじめて選択した行動が実現する。もちろん、ゲージが上がりきる前にそのキャラクターが倒されたり、何らかの特殊効果で行動不能に陥れば行動は取り消される。また、カードを使うのに必要な魔力もリアルタイムで補充されていくため、最初から強力なカードを使ったり、カードを乱発したりはできない。
成長システム
バトルに勝利したプレイヤーは、戦闘終了までにかかった時間や受けたダメージ、対戦相手とのレベル差などに応じて経験点を受け取る。一定値の経験点が溜まるとレベルアップし、プレイヤーの使いこなせるカードの上限が上昇する。また経験点は、デッキに組み込んでいたモンスターカードに対しても与えられる。モンスターカードも溜まった経験点によってレベルアップし、種類によっては上位種にクラスチェンジするものもある。勝利プレイヤーには経験点の他にも、ランダムに何枚かのカードが与えられる。こうして増加したカードによって、プレイヤーは新たな戦略を練る余地を与えられる。
カードの種類
- モンスターカード
- プレイヤーの配下として戦うモンスターを召喚する。モンスターは自分の陣地上のあらかじめ選んだマスに出現する。モンスターはカードを使う能力を持たない代わりに、特殊攻撃や回復などの能力をそれぞれ持っており、戦闘中のコマンドとして使うことができる。また、体格等にもよるが多くのモンスターは、敵の攻撃の射線をさえぎるため、プレイヤーの前面にモンスターを配置することで、そのモンスターを「盾」として利用することが可能。モンスターは同時に三体までしか召喚できない(相手の攻撃で味方モンスターが倒れてしまえば新たに召喚可能になる)。
- スペルカード
- 消費することで、攻撃やステータスの付与など大きな効果を得られる呪文のカード。1回使いきり型ではあるが、その効果は概してモンスターの特殊能力よりも大きい。スペルカードの中でも特に強力な「世界エンチャント」は、ゲーム盤そのものに対して行使され、盤上のキャラクター全員に効果を及ぼす。
- アイテムカード
- 任意のキャラクター一体にアイテムを装備させるカード。装備したキャラクターは「アイテム使用」コマンドからそのアイテムを使用できるようになる。また、アイテムの多くは装備しただけで属性変化や特殊ステータスの付与などの効果が発生するので、それを狙った装備も有効。敵陣営のキャラクターに対してもアイテムを装備させることが可能なため、マイナス効果のあるアイテムを敵に装備させるという戦術もある。
- フォーメーションカード
- 敵味方の陣営一つに対して使用し、配置キャラクターの能力値の修正や配置マスの移動などを行えるカード。種類はごく少数だが、いずれも強力なカードである。ゲーム中のCPUキャラクターの中にこのカードを使うものはいない。