エンブラエル EMB-120
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EMB-120は30席級の与圧式リージョナル機として設計され、1970年代に開発されたEMB-110 バンデイランテの後継機に位置付けられる[2]。高速巡航性能と客室快適性の向上が図られ、主にアメリカ合衆国のコミューター航空会社で運用された。
開発
エンブラエルは米国市場向けの近代的リージョナル機として本機を開発した。試作機は1983年7月27日に初飛行し、1985年に米国連邦航空局(FAA)の型式証明を取得した[3]。同年より商業運航が開始された。
設計
低翼単葉、引込脚式降着装置を採用する。エンジンはプラット・アンド・ホイットニー・カナダ製PW118ターボプロップエンジン2基を搭載する[1]。客室は最大30席で与圧構造を有する。
派生型
- EMB-120RT
- 航続距離延長型。
- EMB-120ER
- 出力向上型。
- VC-97
- ブラジル空軍向けVIP輸送型。
- C-97
- ブラジル空軍向け輸送型。
運用
1980年代後半から1990年代にかけて、SkyWest Airlines、Atlantic Southeast Airlinesなど米国の地域航空会社で広く運用された。2000年代以降はリージョナルジェット機への更新が進んだが、貨物機型や軍用型は引き続き使用されている。
事故・事件
本機は複数の重大事故を経験している。
- コンチネンタル・エクスプレス2574便墜落事故(1991年)[4]
- アメリカン・イーグル4184便墜落事故(1994年)[5]
主要諸元
(EMB-120ER)[1]
- 乗員:2名
- 乗客数:最大30名
- 全長:20.00 m
- 全幅:19.78 m
- 全高:6.35 m
- 最大離陸重量:11,500 kg
- エンジン:PW118 ×2
- 巡航速度:約552 km/h
- 航続距離:約1,750 km
