オオオサラン

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オオオサラン学名Eria scabrilinguis)は、ラン科オサラン属の常緑の着生ランである。樹幹や岩上に着生する。花期は奄美大島では9月[1]

概要 オオオサラン, 分類(APG III) ...
オオオサラン
オオオサラン Eria scabrilinguis 奄美市
オオオサラン
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 単子葉類 Monocots
: キジカクシ目 Asparagales
: ラン科 Orchidaceae
: オサラン属 Eria
: オオオサラン E. scabrilinguis
学名
Eria scabrilinguis
Lindl. (1858)
シノニム

Eria corneri  Rchb.f. 1878

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偽球茎は高さ2-5 cm、直径1-2.5 cmの円柱状。新しい茎は古いものの基部から横に出るが、その間に匍匐茎を作らない。葉は偽球茎の先端に2 - 3枚つき、長さ20-40 cm、幅1.5-6 cmの長楕円状披針形。先端は先鋭形。葉柄は長さ2-3 cm[2][3]

花茎は偽球茎の基部から出て、長さ6 - 22 cmの総状花序に、黄白色をした直径2 cm程度の花を10個以上つける。背萼片は長さ約10 mm、幅2 mmの卵状三角形。側萼片は長さ約10 mm、幅5 mmの鎌状三角形、唇弁の基部で合着して唇弁の基部で袋のような形を作る。唇弁は約10 mm、幅 6 mmの卵形の輪郭を持ち三裂する。側裂片はほぼ直立する。中央の裂辺はやや広がり卵状三角形で3 - 7個の板状隆起があり、先端は赤色を帯びる。ずい柱は直径約3 mmのほぼ円筒形。花粉塊には小柄がある[2][3]

果実は長さ約15 mm、幅5-6 mmの倒卵状円筒形[2][3]

分布

屋久島種子島・奄美大島・徳之島沖縄島石垣島に分布[3]。 国外では、台湾・ベトナム・ラオス・中国南部・ミャンマー・アッサム・ネパールに分布 [4]

保全状況評価

森林伐採や園芸目的の採集により減っており、鹿児島県レッドリストで絶滅危惧1類、沖縄県レッドリストで絶滅危惧I-B類、環境省のレッドリスト2025では絶滅危惧I-A類と評価されている[5][3][6]

脚注

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