オオカワズスゲ

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オオカワズスゲ
オオカワズスゲ
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
階級なし : ツユクサ類 commelinids
: イネ目 Poales
: カヤツリグサ科 Cyperaceae
: スゲ属 Carex
: オオカワズスゲ C. stipata
学名
Carex stipata Muhl. ex Willd.
和名
オオカワズスゲ
図版

オオカワズスゲ Carex stipataカヤツリグサ科スゲ属の植物の1つ。やや大柄なスゲで、全体に緑色で柔らかく、円柱状の穂がまっすぐに立つ。

多年生草本で、全体に緑色でやや柔らかいが茎や葉の縁はややざらつきがある[1]を作り、葉や花茎は束になって生じる。根茎は短く[2]、匍匐枝等は出さない。草丈は30-60cmに達する。草質に関しては大橋他編(2015)には「やややわらかく」とある一方で星野他(2011)には「剛直」[3]とある。これはつまり触ると柔らかいのだが、葉や茎にしなる性質が弱く、特に茎は真っ直ぐに立ち上がってうなだれたりしないというところのようだ。 は幅が3-7mm、基部の葉鞘は淡い色をしている[4]。またその上部の前側は膜質で透明になっており、横じわがある。葉身は厚みがあるが柔らかく、縁にざらつきがある[3]。また古い葉鞘は繊維状に細かく裂ける[3]。 花茎は断面が三角で鋭い稜があり、稜の上にざらつきがある。花茎の先端にある花序は長さ3-6cmほどで柄のない小穂がほぼ間を開けないで着く穂状花序であり、その概形は卵状円柱形をしている。なお花序の幅は1cm[2]。小穂の基部から出る苞は針状で目につくことがない。小穂はすべて同型。互いに接近してつき、卵円形で長さ6-10mm。いずれも雄雌性であり、基部側の大部分が雌花で、先端に少数だけ雄花がある。雌花の鱗片は色が淡く、卵形から披針形で先端は鋭く尖るか芒状に突き出す[3]

和名は大型のカワズスゲの意である[5]。学名の種小名は『集積した』の意である[6]

分布と生育環境

日本では本州の関東、中部地方以北から北海道にかけて分布し、国外ではサハリンと、それに北アメリカに知られる[2]

山野の湿地に生える[3]。ただし必ずしも本格的な湿地ではなく、路傍の水辺などにも見ることが出来るもので、牧野(1987)にも生育場所として「溝辺」があげられている。

分類

出典

参考文献

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