オガエル

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オガエルは、両生綱無尾目オガエル科Ascaphidae[1]オガエル属Ascaphus[2])に属す2種の総称。Ascaphus truei の和名でもある。北アメリカ大陸の急流に生息し、雄には尾のような交尾器がある。カエルの中でも原始的な分類群である。

概要 オガエル科, 分類 ...
オガエル科
ロッキーオガエル Ascaphus montanus
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 両生綱 Amphibia
: 無尾目 Urodela
: オガエル科 Ascaphidae
Fejérváry, 1923
: オガエル属 Ascaphus
Stejneger, 1899
下位分類群
  • ロッキーオガエル Ascaphus montanus (Mittleman and Myers, 1949)
  • オガエル Ascaphus truei (Stejneger, 1899)
分布
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分類

2001年まではオガエル属はオガエル[3] Ascaphus truei Stejneger, 1899のみの単型と考えられてきたが、その年にロッキーオガエル[3] Ascaphus montanus が別種とされた[4]

分布と生息地

形態

雄には尾のような突起があるが、実際は総排泄孔が延長されたものである。交尾器として使用され、雌の総排出孔に挿入される。体外に鼓膜を持たず、後肢には大きな水かきが発達する[3]

生態

卵は体内受精し、数珠状で生まれて流水中の石にしっかり付着する。カエルには珍しく肺が退化しており(サンショウウオにはハコネサンショウウオなど多数存在する)、このため鳴き声が欠如しており、聴覚もあまり発達していない。また、幼生も口に大きな吸盤があり、これで岩に付着して流されないようにしている。低温の場所に住むため暑さに極めて弱く、成体の場合最適温度は10℃以下であり室内では冷却しないと死亡する[5]

脚注

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