オガワコマッコウ

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オガワコマッコウ
オガワコマッコウ
オガワコマッコウ
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: クジラ目 Cetacea
亜目 : ハクジラ亜目 Odontoceti
: コマッコウ科 Kogiidae
: コマッコウ属 Kogia
: オガワコマッコウ K. sima
学名
Kogia sima
(Owen, 1866)
和名
オガワコマッコウ
英名
Dwarf Sperm Whale
オガワコマッコウの生息域
オガワコマッコウの生息域

オガワコマッコウ(小川小抹香、Kogia sima)はハクジラ亜目コマッコウ科コマッコウ属に属する小型のクジラである。

オガワコマッコウとコマッコウの分類については、長い間議論が行われてきた。

以前はこれらは単一のであるとされることが一般的であったが、1966年に、スミソニアン博物館の生物学者により別々の種であるという結論が出され、今日では同属の異なる種として扱われることが一般的である。

呼称

オガワコマッコウの学名は「Kogia sima」ではなく「Kogia simus」と表記されている場合もある。 ラテン語の「Kogia」は女性名詞であることから、形容詞である「simus」も女性名詞用に変化させて「sima」を使うのが、ラテン語としては正しい[CMS Whales and Dolphins]と考えられる。

歯の特徴から、英語では「Rat Porpoise in Lower Antilles小アンティル諸島のネズミのようなネズミイルカの意」とも呼ばれる。

和名の「オガワ」は、日本の鯨類研究家である小川鼎三にちなむ。

形態

ヒトとの大きさの比較
頭部の様相

オガワコマッコウは成長しても体長2.7メートル、体重250キログラム程度であり、俗に「クジラ」と呼ばれる種類としては最も小さく、一部の「イルカ」よりも小さい。

同じコマッコウ属に属するコマッコウ (Kogia breviceps) とは、外見が似通っているだけではなく、行動面においても類似が多い。 オガワコマッコウとコマッコウの識別は近付いて観察しないと困難ではあるが、オガワコマッコウの方が若干小柄で、背びれは体長に比べて大きく、若干前方(頭側)に位置しているという違いがある。

全身は青みがかった灰色であり、腹側はより明るい灰色である。 腹側には黄色い静脈のような筋状の模様が見られる。 眼の後方(尾側)に偽鰓(ぎさい)と呼ばれるに似た模様がある。 胸びれは短いが幅広である。 下顎は小さく、上顎側が前方に飛び出している。 歯は長くて鋭く、湾曲しており、上顎には0本から6本、下顎には14本から26本ある。

生態

ブリーチングの様子。

海上で観察されることは珍しく、座礁した個体や漂着した試料に基づいて研究されることが多いため、不明な点も多い。

行動は非常に地味であり、海面から上昇する際も、音も水しぶきも立てずにゆっくり動き、海面でじっとしていることも多い。 そのため、海面が穏やかな状態でないと観察することは困難である。

マッコウクジラ科マッコウクジラ、コマッコウ科のコマッコウと同様に、頭部に鯨蝋と呼ばれる脳油を有する。 またコマッコウと同様に、腸に暗赤色の液体を含む袋状の器官があり、怯えた際にはその液体を噴出する。これは捕食者を一瞬ひるませ、自分の身を守るためであると考えられている。

群を成さず単独で行動することが多いが、小規模の群を成して行動することもある。 主食はイカカニである。

生息域

保護

参考文献・外部リンク

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