オキナグサ
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福島県会津地方 2008年5月 | |||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Pulsatilla cernua (Thunb.) Bercht. et C.Presl | |||||||||||||||||||||
| シノニム | |||||||||||||||||||||
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Anemone cernua Thunb. | |||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| オキナグサ(翁草) |
根出葉は2回羽状複葉で、長い柄をもち束生する。小葉はさらに深裂する。茎につく葉は3枚が輪生し、無柄で基部が合着し、線状の裂片に分裂する。葉や花茎など全体的に白い長い毛におおわれる。花茎の高さは、花期の頃に10センチメートルくらい、花後の種子が付いた白い綿毛がつく頃は30 - 40センチメートルになる。花期は4 - 5月で、暗赤紫色の花を花茎の先端に1個つける。開花の頃はうつむいて咲くが、後に上向きに変化する。花弁にみえるのは萼片で6枚あり、長さ2 - 2.5センチメートルになり、外側は白い毛でおおわれる。
白く長い綿毛がある果実の集まった姿を老人の白髪にたとえ、翁草(オキナグサ)という。ネコグサという異称もある。
分布と生育環境
日本では、本州、四国、九州に分布し、山地の日当たりのよい草原や河川の堤防などに生育する。国外では、朝鮮半島、中国東北部、ロシア沿海地方に分布する。
かつて多く自生していた草地は、農業に関わる手入れにより維持されていた面があり、草刈などの維持管理がなされくなり荒廃したこと、開発が進んだこと、それに山野草としての栽培を目的とした採取により、各地で激減している。
栽培
日がよく当たる環境を好む。地下には太いゴボウ根状の根茎があり、春に暖かい日ざしが注ぐと芽を出す。葉を開くと同時に白い毛で覆われた花芽を伸ばす。4月~5月頃、葉の伸びきる前に、短い毛で覆われた赤紫色の花を下向きに咲かせる。花後6 - 7月頃に種子の収穫時期を迎える。白髪のような種子が熟して、ふわふわとした羽毛のような状態に開いたら種を収穫する。秋に花芽が形成されるため、その時期にリン酸分の多い液体肥料を施すと効果が高い。
害虫は、ヨトウムシやアオムシ、ナメクジなどが葉を食害する。その他、アブラムシ、ネコブセンチュウ(ネマトーダ)、ネグサレセンチュウに注意を要する。
増やしたい場合は、株分けか種蒔きで増やす。株分けは植え替え時に行うが、ゴボウ根が傷みやすいので、注意を要する。株分け後、切り口には必ず殺菌剤を塗る。種蒔きの適期は2月下旬から3月頃で、翌春には発芽して2 - 3年で開花する。
薬効と毒性
Status
絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)
ギャラリー
近縁種
- ツクモグサ(九十九草、学名: Pulsatilla nipponica )