この山々はかつて、先住のドゥワミッシュ族(Duwamish)に「スン=ア=ド」(Sun-a-do)と呼ばれていた。山脈を初めて見たヨーロッパ人は1774年に沖合いを通ったスペインの航海者フアン・ペレス(Juan Perez)で、彼はこの山脈を「シエラ・ネバダ・デ・サンタ・ロザリア」(Sierra Nevada de Santa Rosalia)と名づけた。1788年、イギリスの海軍軍人ジョン・ミアズ(John Meares)は中国からの帰還の際に北米太平洋沿岸を探検したが、この山脈の沖を通ったとき雪を冠した山並みの神々しさに心を打たれ、ギリシャのオリンポス山にちなんで「オリンポス山」と名づけた。その他のヨーロッパ人による命名はどれもこの名ほど支持を受けず、ワシントン州開拓初期の1864年、シアトル・ウィークリー・ガゼット紙は政府にこの名を正式採用するよう呼びかけた。