オールドマン川はカナダのアルバータ州の南部を流れる河川の1つである。ただし、オールドマン川の支流の中には、アメリカ合衆国のモンタナ州から流れてくる川も存在する。なお、オールドマン川の流域面積は、約2万6700km2である
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オールドマン川の源流は、北緯50度06分50秒、西経114度43分14秒付近のカナディアン・ロッキーの中に存在し、ここの標高は約2100mである。ここからいくつもの支流と合流を繰り返しながら、概ね東の方向へと流れる。そして、北緯49度55分45秒、西経111度41分27秒付近の標高約701mの地点でボウ川と合流した場所がオールドマン川の終点であり、これより下流はサウスサスカチュワン川と名前を変える。なお、ここまでの流路の総延長は、約362kmである
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オールドマン川の上流から合流してくる主な支流のリストを以下に示す。つまり、オールドマン川に最初に合流してくる主な支流がリビングストーン川である。
- リビングストーン川(Livingstone River)
- クロウスネスト川(Crowsnest River)
- キャッスル川(Castle River)
- ベリ川(Belly River)
- セイント・メアリー川(St. Mary River)
- リトルボウ川(Little Bow River)
オールドマン川とその支流のいくつかは、アルバータ州の南部の山々を浸食して、深い渓谷(V字谷)を形成している。ところで、宝石の1種であるアンモライトは、2005年現在知られている限り、地球上でこの辺りの地域でしか産出が確認されていない。この川の浸食によって地層が現れている場所は、このアンモライトの採掘者達が注目する場所の1つとなっている。
オールドマン川流域の植生は、高山性のツンドラ地帯、または、トウヒの古木が繁茂する森林地帯となっている。なお、この川には何種類もの淡水魚が生息している。