カオス属
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| カオス | |||||||||||||||||||||
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| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Chaos Linnaeus, 1767 | |||||||||||||||||||||
| タイプ種 | |||||||||||||||||||||
| Chaos chaos (Linnaeus, 1758) | |||||||||||||||||||||
| 下位分類 | |||||||||||||||||||||
カオス属(カオスぞく、学名: Chaos)はアメーボゾアのツブリネア綱、真アメーバ目に属する大型の原生生物の1属である(図1)。単細胞のアメーバであるが、長さ5ミリメートルに達することがある。ふつう多数の円筒状の仮足をもち、隆条を伴う。アメーバ属に類似するが、核が複数(数個から1000個以上)である点で異なる。淡水域に生育し、他の原生生物などを捕食する。
巨大な単細胞アメーバであり、ふつう 600–1500 µmほどであるが、素早く移動している細胞は長さ 5000 µm に達することもある[1][2][3]。ふつう多数の仮足(偽足)を掌状に伸ばしているが(図1)、すばやく移動している細胞は単仮足、仮足は円筒形でふつう隆起線を伴い、先端は半球形、透明冠はやや不明瞭[1][3][4]。細胞後端のウロイドは房状[1]。
細胞質には、結晶状顆粒(ふつう両錐体形)が多数存在する[1][2]。細胞は複数(数個から1000個以上)の核を含む[1]。核は球状から円板状やレンズ状、顆粒状の核小体様構造を含む[1][2]。
仮足を放射状に伸ばした浮遊型(放射型)を形成するものもいる[1]。一部の種では、シストを形成することが報告されている[1][3]。二分裂ではなく多分裂する例が報告されている[4]。