カタマイマイ属

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カタマイマイ属
Mandarina hirasei from Hahajima, Ogasawara (Bonin) Islands
ヒメカタマイマイ (母島)
Mandarina suenoae from Anijima, Ogasawara (Bonin) Islands
キノボリカタマイマイ (兄島)
分類
: 動物Animalia
: 軟体動物Mollusca
: 腹足綱 Gastropoda
: 柄眼目 Stylommatophora
: ナンバンマイマイ科 Camaenidae
亜科 : オナジマイマイ亜科 bradibaeninae
: カタマイマイ属 Mandarina
学名
Mandarina Pilsbry, 1895[1]

カタマイマイ属、学名Mandarina (Pilsbry, 1895)は、有肺目ナンバンマイマイ科に分類されるカタツムリの属で、直径約2cm程度の貝殻をもち、小笠原諸島固有種である[2][3]。貝殻が硬いのでカタマイマイと呼ばれる[4]

小笠原諸島に分布。ただし父島ではニューギニアヤリガタリクウズムシに捕食され絶滅に近い状態になっている[5][6]

系統発生

千葉らによるカタマイマイ属の系統関係の概要を下図に示す[3]

カタマイマイ属

アケボノカタマイマイ Mandarina polita 母島, 地表

コガネカタマイマイ M. aureola 母島, 地表

ヒメカタマイマイ M. hahajimana 母島北部, 半樹上

ヒメカタマイマイ M. hahajimana 母島北部, 樹上

ヌノメカタマイマイ M. ponderosa 母島中北部, 地中

カグラカタマイマイ M. sp. B 母島北部, 地上

ヒシカタマイマイ M. exoptata 母島中北部, 半樹上

コシタカカタマイマイ M. conus 姉島, 姪島, 妹島, 地中

クロカタマイマイ M. sp. A 母島南部, 地中

フタオビカタマイマイ M. hayatoi 向島, 半樹上

フタオビカタマイマイ M. hayatoi 姪島, 妹島, 地上

ミスジカタマイマイ M. trifasciata 媒島, 地中

コハクアナカタマイマイ M. tomiyamai 兄島, 半樹上  

アニジマカタマイマイ M. anijimana 兄島, 地上  

オトウトジマカタマイマイ M. sp. C 弟島, 地上

ツクシマイマイ Euhadra herklotsi 九州, 半樹上

生息する島によって分かれた各クレード内に、生息場所(樹上・地上)によって異なる外観の個体が見つかっており、かつ生息場所に応じた外観は別のクレード内でも似た外観を呈する場合が多く、反復適応放散の進化パターンを示している[3][4]

形態

地上に生息する種の貝殻の形はオナジマイマイのようにやや平たくなる場合が多いのに対し(例外もある)、樹上に生息する種では殻高/殻幅比が大きく1:1に近くなる。貝殻の色は、地表または地上に潜没して生息する種は黒褐色に近い一方、樹上に棲む種では淡い緑に近い色、半樹上性の種では淡い橙色に近い色になる傾向が認められる[3]

脚注

参考文献

外部リンク

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