カタログロット
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概要
用語と位置づけ
カタログロットは、製品開発の工程管理上の区分(試作→量産試作→量産)や、外部提供物の区分(評価サンプル・セールスサンプル等)と結び付けて説明される。量産前試作については、量産へ進む前に設計後の試作・評価を経て量産前審査を行う流れとして解説されることがある。[3]
目的
目的は分野・供給形態により異なるが、一般には次の要素が重なる。
類似語・用語のゆれ
「見本ロット」「サンプルロット」などの呼称が用いられることがある。[2] また、分野別には、半導体で「エンジニアリングサンプル(ES)」や「クオリフィケーションサンプル(qualification sample)」等の語が用いられ、量産前の評価用としてOEM/ODM/ISVに貸与される例が示されている。[4]
ロット・ロット番号との関係
製品開発プロセスにおける位置
分野別の運用例
電子部品・半導体
半導体分野では、量産前の評価用として「Engineering sample (ES)」が用いられる例がある。Intelは、ESプロセッサを「OEM/ODM/ISVに対して製品発売前の設計サイクルで用いるために貸与される、量産前のプロセッサ」と説明している。[4] 同資料では、ESは機密扱い・再販売不可・保証対象外など、取り扱いに制約があることも示されている。[4]
ソフトウェア
ソフトウェアでも、正式提供前に外部で試験される「ベータテスト」に対応する概念があり、ISTQBの用語集ではベータテストを「開発組織外の役割によって外部サイトで行われる運用テスト」と定義している。[9] このような事前提供物は、実利用環境での不具合検出やフィードバック収集を目的に設計され、工業製品の量産前サンプルと同様に「市場投入前の確認」の機能を担う(ただし形態・契約条件はソフトウェアの提供形態に依存する)。
音楽・映像などのメディア
録音物等の分野では、発売前後に放送局や関係者へ提供される「サンプル盤・見本盤」が、プロモーション目的でレコード会社から貸与されるものとして説明されている。[10] また、音響機器メーカーの用語解説では、プロモーション盤(promotional copy)を、宣伝用としてラジオ局等へ配布された見本盤・非売品レコードとして説明している。[11]
課題・論点
関連項目
- 製品開発
- 品質管理
- 抜取検査
- サプライチェーン・マネジメント
- ベータテスト
- 体験版