カマツカ (植物)
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| カマツカ | ||||||||||||||||||||||||
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カマツカの花 | ||||||||||||||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Pourthiaea villosa (Thunb.) Decne. var. villosa (1874)[1] | ||||||||||||||||||||||||
| シノニム | ||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||
| カマツカ(鎌柄) |
カマツカ(鎌柄[5]、学名: Pourthiaea villosa)とは、バラ科カマツカ属の落葉小高木。丘陵や山地に生える。材を鎌の柄に用いたことによりこの名があるという。別名にウシゴロシ、ウシコロシ(牛殺し)[1]、かまつぶし、かまねぶり[6]とも。中国名は、毛葉石楠[1]。
特徴
落葉広葉樹の小高木[5]。樹高5 - 7メートル (m) 、稀に10 mに達し、幹の直径20センチメートル (cm) 以上に及ぶものもあるが、通常は樹高2 - 4 m、直径3 - 10 cm程度の低木である。根際から多数の幹が立ち上がる株立ちになることが多いが、幹が1本だけの単木になることもある。長く伸びて樹木を成長させる長枝と、長枝から出る非常に短い短枝があり、花は短枝だけに着く。樹皮は暗い灰色から灰褐色で平滑、成木では横に筋が目立つようになる[7]。若い枝は無毛か細毛がある短枝もよくできる[7]。成長は遅く直径15 cm程度になるまでに50年以上を要し、年輪幅は極めて狭い。主幹は短い間隔で曲がり、捻れていることが多いが、株の脇から出るひこばえは比較的まっすぐに伸びる。
葉は倒卵形で長さ3 - 9 cm、通常5 cm前後、縁に鋸歯があり先端は少し突出する。長枝では互生、短枝では束になって輪生する。葉裏に毛がない個体群(カマツカ)、葉裏に短い綿毛が密生する個体群(ワタゲカマツカ)、中間の特徴を持つ個体群(ケカマツカ)が知られ、変異は連続的である。秋には紅葉し、主に橙色、しばしば赤色や黄色に色づく[5]。紅葉した葉は、褐色を帯びやすい傾向がある[5]。
花期は4 - 6月[7]。花は春から初夏に開花し白色で花弁は5枚、リンゴの花を小さくしたような形で短枝の先に20輪ほど着く。ハナカミキリなどの昆虫がよく訪花し、昆虫観察のポイントとして知られる。
果実は梨状果で長さ7 - 10ミリメートル (mm) ほどの倒卵形、明瞭な果柄があり秋から晩秋に赤色に熟す。果実は少し甘酸っぱく食用になるが通常あまり美味しいものではない。果実は初冬にも残る[7]。
冬芽は円錐形で小さく、芽鱗4 - 5枚に包まれた赤褐色で少しつやがある[7]。枝の先に仮頂芽がつき、側芽は枝に互生する[7]。仮頂芽と側芽の大きさはほぼ同じである[7]。葉痕は浅いV字形や三角形をしており、維管束痕が3個つく[7]。葉痕の基部は紅紫色をしている[7]。