カメラドリー
From Wikipedia, the free encyclopedia
カメラドリーは、あらゆる場所において使用できるようになっているが、通常はよりスムーズな移動のため、専用のレールを用いる[1]。また、クレーンショットを組み合わせ、水平方向の移動と同時に垂直方向の動きを付けることができる映画スタジオも多い。またその場合、ドリーの操作グリップに、クレーンの操作機能を持たせていることもある[3]。
レールを用いずカメラドリーのみを使用する場合は、水平の移動をより自由に行うことができるが、操作はより難しくなる。地面が十分に平らであれば、地面に直接カメラドリーを置き操作できるが、凹凸や段差がある場合は、カメラドリーの動きを滑らかにするため合板とメゾナイトを組み合わせた敷板を用いる[4]。
カメラドリーの移動用に、グリップにはステアリング機構が備えられる。最もよく使われるのは後輪のみをステアリングに用いるやり方で、容易に扱えるやり方として使われている。2つ目として、前輪が後輪と逆向きに動かすやり方があり、円を描いたり、曲がったレール上を移動する際に用いられる。3つ目として、前輪と後輪を同じ方向に向かせ、対角方向の移動を行える、クラブ・ステアリングと呼ばれるやり方がある。
撮影技法として、ズームとカメラドリーによる移動を組み合わせることで、被写体の大きさを変えないまま、撮影の向きを変える効果が生まれる。また、編集を容易にするため、画角を変えずに複数の映像を撮影することができる。

