カラスムギ
From Wikipedia, the free encyclopedia
カラスムギ(烏麦、学名:Avena fatua)は、イネ科カラスムギ属の越年草。ただし、カラスムギ属の総称、また、同属の栽培穀物であるエンバク(Avena sativa)の別名でもある。
なお、エンバク(Avena sativa)との関係については、形態学的にエンバク属の Avena には二倍体のサンドオート(Avena strigosa)と六倍体の普通エンバク(A. sativa)があり、一般に普通エンバクの祖先野生種として、いずれも六倍体である野生型のオニカラスムギ(A. sterilis)と雑草型のカラスムギ(A. fatua)が知られている。ただし、伝播の違いなどから栽培エンバクが雑草型のカラスムギから進化したという点には否定的な説もある[1]。
分布
特徴
エピソード
北欧神話でカラス麦にまつわるエピソードが伝わる。大地の神ベルダは、畑に害を加えるものがないように狼人間に見張らせていた。しかし、いたずら好きの神ロキが、見張りをかいくぐってカラス麦の種を蒔いた。このことから、暑いとき畑に陽炎がたつと、「ロキがカラス麦を蒔いている。」と言われる[3]。
抗癌作用を主張する研究
かつて、カラスムギはデザイナーフーズ計画のピラミッドで3群に属しており、3群の中でも、バジル、タラゴン、マスクメロン、アサツキと共に3群の上位に属する、癌予防効果のある食材であると位置づけられていた[4]。
関連項目
- エンバク - カラスムギから育成された栽培品種。牧草として、馬の飼料などに利用される。