カラット探偵事務所の事件簿
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「あなたの頭を悩ます謎を、カラッと解決いたします」
浮気調査や信用調査は苦手な、謎解き専門の「カラット探偵事務所」の所長で、抜群の推理力と洞察力を持つ古谷が、助手の井上と共に依頼人が持ち込む謎をカラッと解決する。
物語は、「俺」こと井上が一人称の『事件簿』を記す形で進む。
登場人物
- 古谷 謙三(ふるや けんぞう)
- カラット探偵事務所所長。30歳。実家が所有する古谷第一ビルの6階に事務所を構えている。誰に対しても丁寧語で話す。部下であり同級生でもある井上についてもそれは変わらず、井上を「井上さん」と呼ぶ。一人称は「私」。
- 携帯電話は井上が説得したにも関わらず持っておらず、必要な時は持っている井上を帯同すればよいと考えている。
- 事件関係者を一堂に集めて犯人を指摘するようなミステリを好む。
- 井上(いのうえ)
- カラット探偵事務所調査員。30歳。古谷とは倉津高校時代の同級生。古谷とは対称的に、口調は荒っぽく、上司である古屋に対してもため口で話す。一人称は「俺」。
- サム・スペードやフィリップ・マーロウ、リュウ・アーチャーなどの探偵が好き。
- 北島 文吾(きたじま ぶんご)
- 井上の新聞記者時代の後輩。28歳。《兎の暗号》事件の記事を書き、支局長賞を受賞する。
- 時任 早苗(ときとう さなえ)
- 古谷と井上の倉津高校時代の友人。30歳。中学時代はクライヴ・バーカーやハワード・フィリップス・ラヴクラフトを愛読していた。
- 大阪の大学で法律を学んだあと、池戸市の弁護士事務所に就職した。