ガブリエル (バラ)

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ガブリエルは、バラ園芸品種の1つ。2008年日本で、河本純子によって作出された[1][2]

四季咲き・半直立性のハイブリッド・ティー系のモダンローズ[1]。交配種は不明[1]。樹高は0.8m-1.0m、株張り60cmと小さい[1][2][3]。花色はほぼ白に近い淡い紫色で、花の中心部が茶色を含んだ淡い紫色[1]。花型はロゼット咲きで、花弁が浅く波打つ[1]。波状弁咲きとする本もある[2]。花径は7cm-9cm[1][2][4]。数輪の房咲きになる[1]。花の容姿が神秘的との評もある[4]。花付きがとてもよく、花もちもよい[1]。花弁は比較的雨に強い[1]。春以降の花付きをよくするには、十分な肥培が必要である[1][注 1]。花枝は細く、棘は少ない[1]。シュートは劣化しにくい[2]。1年-2年で株元の枝が老木のように荒れるが、品種の特性なので問題はない[2]。葉は小さい[1]。強香種で、ブルーローズの甘くさわやかな香りがする[2][4]グレープフルーツのような柑橘系の香りも含まれる[2]。樹勢は弱い[1][3]。また、特に樹が若いうちは、生育速度が緩慢である[1][3]。耐病性も弱く、栽培しにくい[1]。黒星病の耐性は普通だが、うどん粉病に弱い[3]。月に3-4回薬剤を散布しても、うどんこ病が発生する可能性は残る[3]。枝の老化は速い[5]。古くなった枝は松のようにひび割れ、突然枯れ込むこともある[1]。他のブルーローズと同様に、夏になると下葉が黄変し落葉しやすい[1][3]。また、枝の葉面が黒ずむこともある[1][3]。ただ、耐暑性は比較的よい方で、夏でも花をたくさん咲かせる[3]。庭植えよりも鉢栽培に向いている[4]。鉢増しは2号ずつ大きくするとよい[2]。庭植えなら、日照と土壌条件の良い場所で栽培し、定期的な薬剤散布は欠かせない[1]。また、強剪定は禁物である[1][2][4]。強剪定すると一気に樹勢が落ちる[2]。冬季に浅く剪定するだけにとどめた方がよい[4]。多肥、多湿は避ける方がよい[3]。幼苗のうちは「深切りをしない、できるだけ葉を残すようにする、花がらは必ず摘む、鉢栽培なら水を与えすぎない、肥料を切らしてはいけないが与えすぎないようにする、成木にまるまではゆっくりと育てる」ことを守るべきだという[5]。また、作出者によると、成木になって樹勢が出てきたら、ある条件下では深く剪定することができる[5][注 2]。本品種と性質がよく似た青バラにルシファー (同じく河本純子作出) がある[3]

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