ガラスペン

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ガラスペン(全体)

ガラスペンとは、つけペンの一種で、ガラス製のペンである。毛細管現象によってペン先の溝にインクが吸い上がり、筆記が可能になる[1][2]。書き味は滑らかで[1]、1回インクをつければハガキ1枚程度の筆記ができる[1][2]

竹軸のガラスペン

ガラスのペン先は日本生まれの筆記具で、かつて一般的な文房具だったが、ボールペンの登場によって衰退した。しかし、1989年にペン全体がガラスで作られた商品が開発され、海外からの評価も高い[1]

年表

この間、「ガラスニブ万年筆」が日本で開発される。1921年代には既に様々なデザインで国内メーカーによる国内外向け商品として世界中に輸出販売もされていた[5]。だがその後、戦争により日本では見られなくなった。しかし、台湾でこの技術が現在まで受け継がれていた[6]

  • 1989年佐瀬勇がペン先だけでなく、軸とペン先が一体型でペン全体がガラスからなる製品を世界で初めて開発[7]工芸品(硝子工芸)としての価値を高めた[8]
  • 1996年菅清風が世界で初めてペン先から軸まで全てが硬質ガラス製のガラスペンを開発[9][4]。ガラスペン普及当時は軟質硝子に加えてカゼイン樹脂(ラクト)もペン先に使用されていて、摩耗や破損からメンテナンスや買い替えが必要だった。そこで丈夫でペン先が減らず、万年筆に劣らない滑らかな書き味を実現する硬質ガラスペンを考案し開発した[9]
  • 2018年ワンチャーが「しずく万年筆」を発売。ガラスニブ万年筆を日本市場に1世紀ぶりに復活させた[5]

特徴

メーカー

脚注

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