ガンバレットシリーズ
From Wikipedia, the free encyclopedia
『ガンバレットシリーズ』は、ナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)から発売されたガンシューティングゲームのシリーズ。ジャンルは「バラエティーガンシューティング」。
概要
遊び方
- ゲーム開始時に「練習」「初級」「上級」「激ムズ」からコース(難易度)を選ぶ。「練習」は4ステージ構成で後の3つは16ステージ構成である。
- コースを選ぶとランダムに選ばれたステージ(ミニゲーム)が画面上に4つ表示され、任意のものを選択できる。4つのステージが終了(成功、失敗)すると、別のステージが充当される。「初級」と「上級」では「激ムズ」難度のステージが前者は3つ(シリーズによっては4つ)、後者は4つ必ず挿入される(選択するのを先延ばしすることはできるが決して避けられない)。
- 「標的を全て撃て」「オヤジを守れ」「弾一発で破壊しろ」「決められた弾数以内でノルマを達成しろ」「犯人を倒せ」「自分の色のマトを撃て」「連射で標的を破壊」など様々なカテゴリーの多くのステージがあり、それをクリアしていく。
- ステージにはノルマ及び制限時間があり、そのノルマを制限時間内に成功すればクリア。ノルマはステージごとに変わる他、選んだコースによっても変化し、制限時間に余裕があるのもあれば極僅かで猶予が一切なかったり、使える弾数も無制限から無駄弾が全く許されなかったりと様々である。後述の失敗時を含めて、各ステージ終了時のリザルト画面では「ヒット数・命中率・早撃ち(クリアタイム)」が表示され、それらの結果によってそのステージのスコアが決まり算出される。またスコアはそれまでにプレイした全ステージ分の合計も「トータル」として算出される。
- ノルマを達成できず失敗すると、ライフ(ハートマーク)が一つ減る。ライフを全て失うとゲームオーバー。対戦プレイの場合、前述のスコアで勝敗を判定する。
- 各ステージ毎に「撃つな!」と指定された、所謂撃ってはいけない的を誤射しても同様にライフが減る(誤射1回につき1つ減る)。撃ってはいけない的は主に次の物である。
- 練習コースを除き、ステージを半分終了するとボーナスゲームが出現し、4つの宝箱の中から1つ撃って(弾数は1発のみ)、成功すればライフ回復かスコア加算の特典が得られる。宝箱の中身は以下の4つである。括弧の中はその効果を示す。
- ※ハート(ライフ回復)、コイン(スコア加算)、ハート&コイン(ライフ回復+スコア加算)、スカ(何も起こらない)
- 規定数のステージを終了すると最終ステージへと進む。最終ステージをクリアするとエンディングとなり、プレイ結果によっての評価が表示される(その後、上級、激ムズのみ、クリア特典としてスタッフロールが流れる。作品によっては流れない場合もある)。また最終トータルスコアも算出され、更に残りライフもボーナススコアとして加算される。トータルスコアがランキング内に入ればネームエントリーもできる。
シリーズ本編
ガンバレット
1994年10月発売、シリーズ第1作目。全50ステージ(うち2つはボーナスステージとラストステージ)を収録。使用基板は『ネビュラスレイ』などでも使用されたNB-1。
後に、タイムクライシスシリーズを始めとする、ナムコから発売されている業務用(アーケード)のほとんどのガンシューティングゲームで共通して使用されてきたガンコントローラー(ブローバック再現機構つき)が初めて採用されたゲームでもある[注 2]。当時の類似ゲームよりも高い精度の着弾検出がセールスポイントの一つであり、ゲーム中でも小さな的を正確に射撃することが求められることがある。
プレイヤーの目的は狙いを定めてガンを撃ち、ステージごとに違うノルマを制限時間内に成功させること。ノルマ達成に失敗したり、各ステージ毎に決められている「撃つな!」と表示された的を誤射してしまうと、ステージ終了時にライフが減る。ライフがなくなるとゲームオーバー[1]。
本作のアーケード版で使用された同型同デバイスの筐体は、SD・DX問わず以降の続編(ガンバァール、ガンバリィーナ)及び派生作(オーバキューン)でも引き続き採用され、換装(コンバート)が可能。専用のコンバージョンキットも発売された。
PlayStation版は『タイムクライシス』に続くガンコン対応第二弾ソフトで、こちらもガンコンとの同梱版も発売された。アーケードを完全移植したアーケードモードに加え、いくつかの家庭用オリジナルのアレンジモードが収録され、またアレンジモード限定の複数の新ステージも追加されて全74ステージになった。このアレンジモードには、様々なパターンで各ステージの練習ができる一人用の練習モード「トレーニング」、アーケードモードに前述の新ステージを追加した「スペシャル」、2人から最大8人まで様々なルールで遊べる(使うコントローラは一つでも可能。最大2つまで使用可)、多人数向けのお祭り的な「パーティープレイ」、ガンコンが使えるRPGにアレンジした一人用の「クエスト」の4つがある。なお、一部の追加ステージは「クエスト」で一定条件を満たさないとプレイできない。
ガンバァール
1998年8月6日、PlayStation用ソフトとして発売。対戦・耐久・アーケードの3モードのほか、1人用の「テーマパークモード」を収録。『ガンバレット』に登場した人気キャラクターやステージは、アレンジされて本作にも引き継がれている[2]。
アーケード版は家庭用PS版からの逆移植である(基板にはそのPS互換のSYSTEM11を使用)。先述したように、筐体そのままでの発売に加えて『ガンバレット』筐体向けのコンバージョンキットも発売。逆移植にあたり、家庭用からさらに新しくステージが追加され(その後このアーケード版は再度移植されていないため、この新ステージはアーケード版のみでしか遊ぶことができない)、全72ステージに。また家庭用からの既存ステージにも、一部グラフィックやエフェクトが変更されている箇所がある。本作はナムコがSYSTEM11基板で開発・発売した最後のゲームとなった。
ガンバリィーナ
| ジャンル | バラエティガンシューティングゲーム |
|---|---|
| 対応機種 |
アーケード[AC] PlayStation[PS] |
| 開発元 | ナムコ |
| 発売元 | ナムコ |
| 人数 | 1 - 2人 |
| 発売日 |
[AC]2000年12月 [PS]:2000年12月21日 |
| システム基板 | SYSTEM12 |
2000年12月にアーケード版とPS版がほぼ同時に発売された。
また、新要素として、2人プレイ時はゲーム終了後に2人の相性診断の結果が表示される。
本作が、ナムコのゲームにおいてアタリ開発のフォントが使用された最後の作品となった。
ガンバリコレクション プラス タイムクライシス
2002年12月12日に発売されたPlayStation 2用ソフト。
PlayStation(PS)版『ガンバレット』『ガンバァール』『ガンバリィーナ』および『タイムクライシス』をDVD-ROM1枚に収録し、ガンコン2に対応させたPS2移植版。本作の独自の新要素として、各収録タイトル毎に特定の条件を満たすことでガンバレットシリーズベースに新たに作られた4つの新ステージが遊べるようになる「エクストラゲームズ」や、過去にナムコがPS向けに発売した本作収録作以外の全タイトルも含むガンコン対応ソフトの設定資料とオープニング映像を閲覧及び鑑賞できる「ギャラリーモード」も追加された。
ガンバレットX
| ジャンル | バラエティガンシューティングゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | アーケード[AC] |
| 開発元 | バンダイナムコエンターテインメント |
| 発売元 | バンダイナムコエンターテインメント |
| 人数 | 1 - 2人 |
| 発売日 | [AC]2016年11月 |
2016年11月より発売。ただし稼働開始からしばらくはナムコ直営のアミューズメント施設でのみ展開され、その他のゲームセンター・アミューズメント施設などへは2017年夏以降に展開された。アーケード版としては約16年ぶりとなる最新作で、40ステージ以上を収録[3]。
過去シリーズと同様の「ガチモード」に加えて、低年齢層向けの「あんしんモード」が搭載されている。
あんしんモードでの変更点は以下の通り。
- ハートの代わりにキャンディーが与えられ、ステージ選択のたびにキャンディーを消費する。
- ノルマ達成失敗や誤射でさらにキャンディーを減らされることはなく、必ずキャンディーの数だけステージをプレイできる[注 3]。
- トリガーを引いたままにすると自動的に連射状態となる。
- 撃った位置に対し、通常よりやや広めの範囲が命中扱いとなる。
スピンオフ(ガンシューティング以外)
ここではガンバレットシリーズにおける、ジャンルがガンシューティングである本編とは異なる作品を挙げる。
ガンバレットフィーバー
1999年11月稼働開始のメダルゲーム。シングルプッシャーシリーズ第4弾として発表されたプッシャーゲーム。多数登場するシリーズ名物のステージ(ミニゲーム)を、赤青黒の3色チャッカーを狙ってメダルを通過させて攻略していく形で再現している。
主なルールは、
- メダルを中央の黒チャッカーに通過させると各ステージがランダムに選ばれてスタート。
- 原作同様にステージのノルマが表示され、それに従い、指定された赤青黒の各チャッカーを狙ってメダルを投入。指定されたチャッカーを通過する度にメダルがフィールドに払い出される。
- 制限時間内にステージのノルマを成功すると、クリア報酬で更に追加でメダルが払い出され、宝石(用途は後述)もゲット。ノルマ達成に失敗したり、「撃つな!」と表示されたチャッカーを謝って通過させてしまうと報酬は貰えない。
以上を繰り返してノルマを成功させていき、宝石を7つ集めると、ジャックポットチャンス「フィーバータイム」に突入。こちらのルールも通常時のステージと同様で、制限時間内にノルマ成功すればジャックポット、大量メダルがフィールドに払い出される。その後は再度ルール最初にある通常時に戻る。
右脳の達人 ガンバれっトレーナー
『右脳の達人 ガンバれっトレーナー』は、2006年5月18日発売のニンテンドーDS用ソフト。右脳の達人シリーズ第2作(ゲームジャンルは右脳シューティング)として発売されるが、「アーケード」というガンバレットシリーズ従来のモードも収録されている。タッチペンによる操作。
ガンバレットアドベンチャーズ
『ガンバレットアドベンチャーズ』は2015年5月7日に配信が開始されたiOSおよびAndroid端末用アプリ。基本料金は無料、アプリ内で課金要素がある。欧州バンダイナムコエンターテインメントより配信され、日本語化する以前、海外では前年より配信されていた。250以上のミニゲーム、100以上のステージを収録。グラフィックは描き直されており雰囲気がやや異なる。現在は配信を終了している。