キイロイグチ

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キイロイグチ (黄色猪口[4]学名: Pulveroboletus ravenelii) はイグチ科キイロイグチ属に分類される中型のキノコ菌類)の一種。子実体は全体が鮮やかな黄色をしている。毒キノコの一つとされる[4]地方名では、キアワダケ(秋田県)、レモンッコ(秋田県)ともよばれる[5]

日本各地を含む東アジア東南アジア北アメリカなどに分布する[1][2]。 菌根菌[4]。初夏から秋にかけて、シイカシ林やアカマツコナラ林など、さまざまな針葉樹林広葉樹林の地上に単生から散生する[4][2][5]

形態

幼菌時は管孔面は薄膜に覆われているが(左)、成長すると管孔面が現れて膜の残骸が柄に残る(右)

子実体からなる。全体は鮮やかな黄色(レモン色)の綿状粉質にまみれ、触ると手につきやすい[4][1]。傘の径は4 - 10センチメートル (cm) [1]。傘表面や柄の基部は茶色の綿毛で覆われることがある[4]。傘ははじめ半球形から丸山形で、のちに扁平に開く[2][5]。傘表はレモン色で、はじめは黄色のちに黄土色[5]、中央はやや褐色となり、湿ると多少粘性を示す[1][2]

傘下面は管孔状で、最初は淡黄色だが、のちに胞子が成熟するとオリーブ褐色や暗褐色になる[4][1][5]。幼菌時、管孔面はレモン色のクモの巣状の薄い膜で覆われるが、成長するとその膜が破れて傘の縁から垂れ下がったり[5]、柄の上にツバとなって残骸として残ったりするものの[4]消失しやすい[2]。管孔の孔口は円形[2]

柄は上下同大の中実で[5]、長さ4 - 10 cm[2]、表面は傘と同色[4]。柄の下半分は傘と同じ黄色い物質で覆われる[5]。柄の基部は、淡黄色から白色の根のようになった菌糸が付着する[5]。傘のは白色から淡黄色で、管孔とともに傷つくと強い青変性 があり[4]、やがて暗褐色になる[5]。担子胞子は大きさ9 - 12 × 4 - 5.5マイクロメートル (μm) の紡錘形で、淡オリーブ色、非アミロイド[2]胞子紋はオリーブ褐色[2]

毒性

毒成分は不明であるが、食べると悪心、めまい嘔吐などの胃腸系の中毒症状を引き起こす[5]

類似するキノコ

脚注・参照

参考文献

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