キスカル酸

From Wikipedia, the free encyclopedia

キスカル酸
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEMBL
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.164.809 ウィキデータを編集
KEGG
MeSH Quisqualic+Acid
性質
C5H7N3O5
モル質量 189.126 g/mol
外観 無色結晶
融点 187-188℃(分解)
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
 verify (what is  ☒N ?)

キスカル酸(キスカルさん、quisqualic acid)は、AMPA型グルタミン酸受容体及び代謝型グルタミン酸受容体アゴニストである[1][2][3]興奮毒性を示し、神経科学では脊髄神経細胞を選択的に破壊するために用いられる[4][5][6]東北大学竹本常松らにより駆虫薬として用いられる熱帯アジア原産のシクンシ英語版Combretum indicum)の種子から発見され、シクンシの当時の学名(Quisqualis indica)にちなみ命名された[7]

アメリカ合衆国農務省農業研究局による研究では、ゼラニウムの花弁にも存在することが示され、またマメコガネの麻痺の原因になっていることが明らかとなった[8][9]。キスカル酸は、昆虫の神経筋接合部やほ乳類の中枢神経系神経伝達物質として働くL-グルタミン酸を模倣していると考えられている[10]

Related Articles

Wikiwand AI