キバナコウリンカ

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キバナコウリンカ
埼玉県二子山 2023年6月下旬
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : キク上類 Superasterids
階級なし : キク類 Asterids
階級なし : キキョウ類 Campanulids
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
亜科 : キク亜科 Asteroideae
: オカオグルマ属 Tephroseris
: キバナコウリンカ
T. furusei
学名
Tephroseris furusei (Kitam.) B.Nord. (1978)[1]
シノニム
  • Senecio furusei Kitam. (1952)[2]
和名
キバナコウリンカ

キバナコウリンカ学名Tephroseris furusei)は、キク科オカオグルマ属多年草[3][4][5]。以前はキオン属 Senecio L. に分類されていた[6]

は直立し、上方で分枝して、高さは20-50cmになり、ときに100cmになる。茎にクモ毛がある。根出葉はロゼット状に広がり、葉身は楕円形から卵形になり、基部に狭い翼のある長さ4-6cmの葉柄があり、花時に生存するか、ときに生存しない。茎につくは互生し、下部の葉身はさじ形で、長さ8-16cm、縁に低くて粗い鋸歯があり、基部はやや狭まって翼状の葉柄になり、半ば茎を抱く。茎の中部につく葉の葉身は卵形から倒披針形になり、上方にいくにしたがって小さくなる。葉の両面には白色の綿毛がある[3][4][5]

花期は6-7月。頭状花序は3-5個が散形状につき、頭花の径は2.5-3.5cm、花柄は長さ3-6.5cmになる。総苞は長さ5-7mm、幅10-14mmになる鐘形で、総苞片は1列で披針形、短毛が生え、総苞基部の苞葉はない。花冠は鮮黄色で、舌状花冠は広線形で長さ12-16mm、幅1.8-2.2mm、筒状花は長さ12-15mmになる。果実は楕円形の痩果になり、長さ3.7mm、暗褐色で毛が生える。冠毛は汚褐色で、長さ6-8mmになる。染色体数2n=48[3][4][5]

分布と生育環境

日本固有種[3][7]。本州の埼玉県群馬県秩父山地に分布し[3]石灰岩地の岩地やその斜面の崩壊土壌に生育する[5]

名前の由来

和名キバナコウリンカは、北村四郎 (1952) による命名。北村は、『植物分類,地理』第14巻第5号において新種として記載し、和名を Kibana-korinka とした[8]

種小名(種形容語)furusei は、この植物の発見者で植物採集家の古瀬義(ふるせみよし)(1911 - 1996)への献名[3]タイプ標本は、1949年7月に、古瀬が埼玉県の二子山で採集した[8]

保全状況評価

絶滅危惧IB類 (EN)環境省レッドリスト

都道府県のレッドデータ、レッドリストの選定状況は次の通り[9]

  • 群馬県-絶滅危惧IB類(EN)
  • 埼玉県-絶滅危惧I類(CE)

埼玉県では、埼玉県希少種野生動植物の種の保護に関する条例の規定により、2000年12月に「県内希少野生動植物種」に指定されている[10]

ギャラリー

分類

脚注

参考文献

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