キョンシーズ2
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| ジャンル | アクションアドベンチャー |
|---|---|
| 対応機種 | ファミリーコンピュータ |
| 開発元 | シンキングラビット |
| 発売元 | タイトー |
| 人数 | 1人 |
| 発売日 |
|
| メディア |
2メガビット+64キロRAM ロムカセット[1] |
| その他 | 型式:TFC-KR-5500 |
『キョンシーズ2』は1987年9月25日にタイトーから発売されたファミリーコンピュータ用のアクションアドベンチャーゲーム[2]。
本作は1986年に放映された台湾映画『幽幻道士』の続編という位置付けで、オリジナルストーリーが展開される。タイトルが異なるのは、正確には日本語版放送前の字幕スーパー版ビデオ『キョンシーズ』がベースになっているため[3]。以上の経緯から、ゲームとしての『キョンシーズ1』は存在しない[4]。
攻略ヒントがゲーム中で碌に説明されず、必殺技の一部はコマンド入力が困難で役に立たないなど、プレイヤーに対して不親切であったり理不尽さを感じる要素が多い。そのため、ファミリーコンピュータ作品における低評価・高難易度ゲームの1つとして知られる[2]。一方で、アクションRPGをベースにアドベンチャー要素を取り入れたゲームはまだ数が少なかった点や、『ドラゴンクエストIII』(1988年2月発売)よりも先に昼と夜の概念を導入した点、セーブ機能に加えてそれを活かしたクリアデータ認識がある点など、当時のゲームとしては先鋭的と言える部分もある。
ゲーム内容
大まかなストーリーは、「『幽幻道士』での騒動後、再び街にキョンシーが現れ、おじいちゃんの仏具を奪われる事態が発生。さらに、孤児の少年4人(デッパ、トラ、チビクロ、スイカ)のうち3人の魂が悪霊に連れ去られてしまう。残った1人は、仏具を取り返し、3人の魂と街を救うために立ち上がる」といったもの。ただし、ゲーム中でこういった前置きのストーリー説明は一切行われない。テンテンとおじいちゃんも登場するが脇役であり、戦うことはない[5]。
プレイヤーは最初に孤児の少年4人から、操作する1人を選ぶことになる。街ではRPG風の見下ろしビューの画面、建物に入ると「はなす」「みる」などのコマンドを選ぶアドベンチャー風の画面、戦闘は横スクロールアクション形式で行われる。街中を歩いて必要なアイテムを集め、夜の街でエンカウントするキョンシーを倒し、下水道・洞窟・霊界といったダンジョンを敵と戦いながら探索し、ラスボスに辿り着いてこれを倒せばクリアとなる。
舞台
街と外界は見下ろし型の画面で、東西南北に移動可能。下水道・洞窟、霊界・大霊界は横スクロールアクション風の画面となっており、手前か奥行きの通路を通ることで隣接するマップへ移動する。
- 街
- 四方を城壁で囲まれている。昼は基本的に安全だが、夜になるとキョンシーが現れる。以下のような施設がある。
- お寺
- テンテンやおじいさんに会うことができる拠点的な施設。
- 店
- 武器屋、服屋、飯店、薬屋、質屋などがある。様々な物を売ったり買ったりできるが、キャラクターとの相性があり、相性が悪い店だと追い出されたりする。
- 道場
- キャラクターが修行することで能力を上げたり必殺技を習得したりできる。
- 銀行
- 相性が良いキャラクターが訪ねると、頭取から融資を受けられる(ただし幸運度を消費する)。
- 学校
- 教室、体育倉庫、用務員室があり、いくつかのアイテムが入手できる。
- 塔
- 街の北東・北中央・北西・南東・南西の5箇所に設けられている。中ではキョンシーが無制限に現れる他、霊界や大霊界の入り口が現れる場所でもある。
- 外海
- ある場所から行くことができる。下水道・洞窟に繋がっており、小悪霊がいる最奥への近道になっている。
- 下水道・洞窟
- 仏具を盗んだ小悪霊が潜む迷宮。町のマンホールか外海から入れる。
- 霊界
- 玄武、朱雀、青竜、白虎の護符を持つ悪霊が潜む迷宮。火土水風の護符を集めて霊界門を開くと町の四隅の塔に入り口が現れる。また、入るには特別霊の服を装備する必要がある。内部は亡者が組み合わさったような壁や柱がある不気味な場所で、敵を全て倒さないと隣接するマップへの通路が現れず、先へ進めないようになっている。
- 大霊界
- ラスボスである大悪霊が潜む迷宮。玄武、朱雀、青竜、白虎の護符を集めることで霊界門が大霊界門に変わり、それを開くと町の北側中央の塔に入り口が現れる。内部の見た目は霊界と同じで、敵を倒さないと先へ進めないのも同様。