キリアナゴ

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キリアナゴ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
Status iucn3.1 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: ウナギ目 Anguilliformes
: アナゴ科 Congridae
: クロアナゴ属 Conger
: キリアナゴ C. cinereus
学名
Conger cinereus
Ruppell, 1830
シノニム
  • Conger altipinnis Kaup, 1856
  • Conger cinereus cinereus Ruppell, 1830
  • Conger cinereus marginatus Valenciennes, 1850
  • Conger flavipinnatus Bennett, 1832
  • Conger marginatus Valenciennes, 1850
英名
Longfin African conger

キリアナゴ(学名:Conger cinereus)は、アナゴ科に分類される魚類の一種。インド太平洋に広く分布し[2]、沿岸の浅瀬に生息する。夜行性であり、日中は物陰や底に隠れている[3]。生時には体に灰色の横帯が入ることが特徴。

1830年にドイツ博物学者であるエドゥアルト・リュッペルによって記載され、タイプ産地は紅海であった[4]ハワイ諸島の個体群は亜種 C. cinereus marginatus とされていたが、後に独立種 Conger marginatus となった[5]

種小名はラテン語で「灰色」を意味し、その体色に由来する[6]。Blacklip Conger、Moustache Conger、Ashen Conger Eelといった英名がある。

分布と生息地

西は紅海東アフリカマダガスカルセーシェルタンザニアから、東はマルキーズ諸島イースター島まで、インド太平洋に広く分布する[1][2]。北は南日本小笠原諸島、南はオーストラリア北部とロード・ハウ島まで見られる[7]。日本では小笠原諸島、三重県以南の太平洋岸(散発的)、九州屋久島トカラ列島以南の琉球列島に分布する[8][9][10]

岩礁サンゴ礁海草藻場砂地など、様々な沿岸の生息地で見られる。生息水深は1-80mで、さらに深い場所での記録もある。汽水域にも進出することがある[7]

形態

体は細長く、全長は1.3-1.4mに達する[7]。背鰭は胸鰭中央部の上方から始まり、胸鰭の後部は黒い[8]。体色は一様に黒褐色だが、夜間には灰色の横帯が入る[7][9]。この模様は擬態の役割があると考えられる[3]。眼の下には黒色の線が入り[9]、英名の「Moustache Conger (口髭のあるアナゴ)」の由来となっている[5]

生態

夜行性であり、主に単独で生活する。日中は岩の間や底に隠れている[3]。夜間に索餌を行い、主に小魚や甲殻類、まれに腐肉を食べる[7]。生息域内の小型生物の個体数を維持する役割がある[3]

人との関わり

出典

関連項目

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