キリン駅
かつて日本の神奈川県横浜市に存在した鉄道駅
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歴史
キリンビール(麒麟麦酒)はかつて横浜市の山手に工場を有していたが、関東地震により壊滅したため生麦の埋立地へと移転していた。当時その付近は東海道本線および京浜電鉄本線が通過するものの駅はなく、当駅が設置された。
当初は京浜電気鉄道本線のキリンビール前駅として開業し、会社合併により東京急行電鉄(いわゆる大東急)の駅となる。戦時体制中の1944年にビールが贅沢品であるとして駅名から除かれ、キリン駅と改称された[1]。
当駅は戦時下にも隣接駅間距離が短いことを理由とした休廃止の対象とはならなかったが、改称後間もなく、付近の戦災での被害が激しいことを理由として1945年(昭和20年)5月4日に営業が休止された[2]。戦後の1948年に東急から京浜急行電鉄に分離すると当駅も引き継がれたが、営業は再開されず、休止期間中に特に支障がなかったこと、付近の復旧見込みがないことを理由として、休止状態のまま翌年に廃止されている[2]。