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ギボシラン

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ギボシラン
臨床データ
販売名 Givlaari
AHFS/
Drugs.com
monograph
医療品規制
投与経路 皮下注射
ATCコード
法的地位
法的地位
識別子
CAS登録番号
PubChem
CID
DrugBank
UNII
KEGG
化学的および物理的データ
化学式 C524H694F16N173O316P43S6
分子量 16300.42 g·mol−1
3D model
(JSmol)
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ギボシランナトリウム[1](Givosiran)は、成人の急性肝性ポルフィリン症の治療薬である[2]。急性肝性ポルフィリン症は、ヘムの生合成の中間体である分子が異常に蓄積し毒性を示す遺伝子疾患である[3][4]。ギボシランは、ヘムの生成に重要な酵素である5-アミノレブリン酸合成酵素を阻害する低分子干渉RNA(siRNA)である[5]

米国で2019年11月に承認された[3][6]。日本では2021年6月に承認された[7]

米国では画期的新薬に指定されている[8]。日本では2020年6月に希少疾病用医薬品に指定されている[9]

日本

  • 急性肝性ポルフィリン症[10]

米国

  • 成人の急性肝性ポルフィリン症の治療[11]

副作用

重大な副作用とされているものは[10]

  • アナフィラキシー(0.9%)
  • 肝機能障害(13.5%) - ALT増加、AST増加、γ-GTP増加など
  • 腎機能障害(13.5%) - 慢性腎臓病、血中クレアチニン増加、糸球体濾過率減少など

である。

作用機序

急性肝性ポルフィリン症(AHP)は肝臓でのヘモグロビン合成酵素群の一部が欠損する疾患であり[12]、合成中間体であるアミノレブリン酸(ALA)やポルフォビリノーゲン(PBG)が過剰に蓄積し、神経毒性や腹部症状を呈する[13]。AHPは欠損酵素により4病型に分類されるが、いずれも5’-アミノレブリン酸合成酵素1(ALAS1 )遺伝子の誘導が見られる[12]

ギボシランはALAS1伝令RNA(mRNA)に干渉する二本鎖低分子干渉RNA(siRNA)であり、肝臓に選択的に運搬する目的でアシアロ糖タンパク質受容体[注 1]に結合するN-アセチルガラクトサミンが連結されている。

同siRNAはALAS1 のmRNAに干渉してその分解を促進させ、ALAやPBGの血中濃度を減少させてAHPの症状を抑制する[10]

脚注

参考資料

外部リンク

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