クバント2
From Wikipedia, the free encyclopedia
設計
クバント2はTKSを元に設計され、長さ13.73m、直径4.35mの円筒形をしていた。モジュール内部は船外活動用のエアロック、貨物区画、実験区画の3つに分かれており、貨物区画は気密ハッチで閉じる事が出来たため、エアロックの予備として使う事が出来た。クバント2到着前は、船外活動はミール・コアモジュールのドッキング用のノード区画を減圧して行われていた。 また2枚の太陽電池パネルで6.9kWの電力を供給した[1]。
クバント2にはソ連版の有人機動ユニット(MMU)ともいえる船外活動用のバックパック推進装置、Argon 16Bよりも能力が向上された新型コンピューターSalyut 5B 、尿再生装置、クバント1に次いでの搭載となる姿勢制御用の6基のジャイロダインが搭載され、ミール宇宙ステーションの機能・性能強化が図られた。実験・観測装置としては、高解像度カメラ、分光計、X線センサ、Volna 2流体実験装置、鳥類孵化実験用の孵卵器"Inkubator-2"も搭載されていた。
1987年に打ち上げられたクバント1モジュールは、クバント2と同様にTKSを転用したものだった。ただし前者においてTKS由来のモジュールは本体をステーションに送り届けた後に分離・廃棄されたのに対し、クバント2ではそのままステーションの一部として使用する設計になっていた。