ヘルクレス座オメガ星

ヘルクレス座の回転変光星・特異星 From Wikipedia, the free encyclopedia

ヘルクレス座ω (ヘルクレスざオメガせい、ω Herculis / ω Her) は、ヘルクレス座恒星5等星

概要 ヘルクレス座ω星 Omega Herculis, 仮符号・別名 ...
ヘルクレス座ω[1]
Omega Herculis
仮符号・別名 クヤム[2], Cujam[3][4]
星座 ヘルクレス座
見かけの等級 (mv) 4.58[1]
変光星型 りょうけん座α2型変光星[1]
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α)  16h 25m 24.95425s[1]
赤緯 (Dec, δ) +14° 01 59.7711[1]
赤方偏移 -0.000020[1]
視線速度 (Rv) -5.90 km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: 40.86 ミリ秒/年[1]
赤緯: -59.71 ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 13.04 ± 0.64ミリ秒[1]
(誤差4.9%)
距離 250 ± 10 光年[注 1]
(77 ± 4 パーセク[注 1]
絶対等級 (MV) 0.2[注 2]
ω星の位置
物理的性質
半径 3.2 R[5]
質量 2.7 M[5]
自転速度 46 km/s[5]
自転周期 3.5 [5]
スペクトル分類 A2VpCrXr [1]
光度 82 L[5]
表面温度 9,730 K[5]
色指数 (B-V) ±0.00[6]
色指数 (U-B) -0.04[6]
色指数 (R-I) -0.04[6]
他のカタログでの名称
ヘルクレス座24番星[1]
BD +14 3049[1]
FK5 613[1], HD 148112[1]
HIP 80463[1], HR 6117[1]
SAO 102153[1]
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概要

へび座の頭部とへびつかい座との間にあり、かつてはへび座51番星とも呼ばれた[5]りょうけん座α2型変光星に分類される変光星で、2.961日の周期で変光する[5]。大気中のクロムユウロピウムの含有率が高く、またも多くみられる[5]地球地磁気の数百倍もの磁場が観測されている[5]

将来、赤色巨星となった後、炭素酸素の核を太陽質量の0.7倍の質量の白色矮星として残し、外層は惑星状星雲となるであろうと考えられている[5]

0.8離れた位置に見えるB星(11.5等)と連星系を成している[5]

名称

固有名のクヤム[2] (Cujam[3][4]) は、ラテン語で「棍棒」という意味の Caiam から転訛したものとされる[3]。これはヘラクレスの棍棒に因んでいる[2]が、トレミーが描いた星図には棍棒は描かれておらず、ルネサンス期以降に新たに付けられた名前であるとされる[3]。2017年2月1日、国際天文学連合の恒星の命名に関するワーキンググループ (Working Group on Star Names, WGSN) は、Cujamω星Aの固有名として正式に承認した[4]

脚注

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