クリアリー・ラヴ
オリビア・ニュートン=ジョンのアルバム
From Wikipedia, the free encyclopedia
『クリアリー・ラヴ』(Clearly Love) は、1975年9月に発表された、オリヴィア・ニュートン=ジョンの6枚目のスタジオ・アルバム[2]。
| 『クリアリー・ラヴ』 | ||||
|---|---|---|---|---|
| オリヴィア・ニュートン=ジョン の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| 録音 |
1975年5月/6月 EMIスタジオ[1] | |||
| ジャンル |
カントリー カントリー・ポップ | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | MCAレコード | |||
| プロデュース | ジョン・ファーラー | |||
| オリヴィア・ニュートン=ジョン アルバム 年表 | ||||
| ||||
| 『クリアリー・ラヴ』収録のシングル | ||||
| ||||
商業的成功
シングル
このアルバムからは、1940年代風のレトロなサウンドで作られた「秋風のバラード」と、カントリー曲の「レット・イット・シャイン」(B面は「兄弟の誓い (He Ain't Heavy, He's My Brother)」のカバー)の2枚が、シングルとしてリリースされた。後者は、カントリー専門のラジオ局で人気を博し、カントリー・チャートで10位まで上昇した。いずれのシングルも、アメリカ合衆国でアダルト・コンテンポラリーのチャートで1位に達したが、総合チャートである Billboard Hot 100 では、それぞれ13位と30位にとどまり、合衆国のトップ40・ラジオにおけるオリヴィア・ニュートン=ジョンの人気の後退の兆しであったが、その後、彼女はミュージカルを映画化した1978年の映画『グリース』に主演して、人気を復活させることになった。
評価
『ビルボード』誌は、このアルバムを称賛し、「真のポップのスーパースターが出した作品集であり、従来よりも少し開かれた姿勢で、より多様なタイプの音楽を試みている。いつも通りのオリヴィアらしい息を呑むバラードに加え、カントリー風の曲もある。... 歌手としてのニュートン=ジョンは進化を続けており、より多様な楽曲からの選択も賢明である。いつも通り、ジョン・ファーラーの素晴らしいプロデュースをしている。このLPは、ポップのファン、カントリーのファンや、彼女が昨年から着実に積み上げてきたラスベガスのクラブで彼女を聴くような人々にもふさわしいだろう。従来から根本的に変わったところなどないが、マンネリに陥らず進み続けるのに十分な出来である。」と述べた[5]。
『キャッシュボックス』誌は、「オリビア・ニュートン=ジョンを無数の歌手たちの中で際立たせているのは、彼女が醸し出す無垢さである。彼女の繊細な歌声は、まるで瞳に星が宿るような驚きであり、『クリアリー・ラブ』を悦びそのものとする魔法である。オリヴィアの、アップビートなレイドバックへの展開への試みは、コントロールされた計画的なものであり、表現全体の親しみやすさによって活かされている[6]。
オールミュージック (Allmusic) は、賛否の混じるアルバムへの評価をしており、「このアルバムのカバー曲の選択は本当に奇妙である」としつつ、「ここでの珠玉曲は、いつものオリヴィア・ニュートン=ジョンの定番のサウンドのように響く。「スロウ・ダウン・ジャクスン (Slow Down Jackson)」は「そよ風の誘惑 (Have You Never Been Mellow)」同様に明るく美しいし、「愛らしい嘘 (Crying Laughing Loving Lying)」、息を呑むようなタイトル曲「クリアリー・ラヴ (Clearly Love)」、さらに、ヒット曲ももちろん入っている。... とても楽しく、当たり障りのない、聴く者を良い気分にできる『クリアリー・ラブ』は、ニュートン=ジョンのレコードを集めているならコレクションに加える素敵な1枚である」とも述べている[2]。
トラックリスト
| # | タイトル | 時間 |
|---|---|---|
| 1. | 「秋風のバラード / Something Better to Do」 | |
| 2. | 「愛しあってた二人 / Lovers」 | |
| 3. | 「スロウ・ダウン・ジャクスン / Slow Down Jackson」 | |
| 4. | 「ヒーズ・マイ・ロック / He's My Rock」 | |
| 5. | 「夢のかなたへ / Sail into Tomorrow」 |
| # | タイトル | 時間 |
|---|---|---|
| 6. | 「愛らしい嘘 / Crying, Laughing, Loving, Lying」 | |
| 7. | 「クリアリー・ラヴ / Clearly Love」 | |
| 8. | 「レット・イット・シャイン / Let It Shine」 | |
| 9. | 「サマータイム・ブルース / Summertime Blues」 | |
| 10. | 「忘れられた人々 / Just a Lot of Folk (The Marshmallow Song)」 | |
| 11. | 「兄弟の誓い / He Ain't Heavy, He's My Brother」 |
パーソネル
- オリヴィア・ニュートン=ジョン – リードボーカル
- グラハム・トッド (Graham Todd) – キーボード:「スロウ・ダウン・ジャクスン」の編曲
- テリー・ブリテン – アコースティック・ギター
- ジョン・ファーラー – アコースティック・ギター、エレクトリック・ギター、バッキング・ボーカル、編曲
- B・J・コール – スティール・ギター
- キース・ネルソン (Keith Nelson) – 5弦バンジョー
- アラン・ターニー – ベース
- デイヴ・オルニー (Dave Olney) – 「サマータイム・ブルース」のベース
- マイク・サムズ (Mike Sammes) – 「サマータイム・ブルース」の低音のボーカル
- ブライアン・ベネット – ドラムス
- ヴィッキ・ブラウン – バッキング・ボーカル
- パット・ファーラー – バッキング・ボーカル
- マーゴ・ニューマン (Margo Newman) – バッキング・ボーカル
- クレア・トーリー – バッキング・ボーカル
- ジョン・フィディ (John Fiddy) – 「スロウ・ダウン・ジャクスン」のオーケストラ編曲
制作スタッフ
- ジョン・ファーラー – プロデューサー
- Tony Clark – エンジニア
- Allan Rouse – エンジニア
- Michael Stavroes – ミキシング
- Brian Ingoldsby – マスタリング
- George Osaki – アートディレクター、デザイン
- Charles William Bush – 写真
- Larry Marmorstein – グラフィック
スタジオ
チャート
週間チャート
|
年間チャート
|