クリアリー・ラヴ

オリビア・ニュートン=ジョンのアルバム From Wikipedia, the free encyclopedia

クリアリー・ラヴ』(Clearly Love) は、1975年9月に発表された、オリヴィア・ニュートン=ジョンの6枚目のスタジオ・アルバム[2]

概要 『クリアリー・ラヴ』, オリヴィア・ニュートン=ジョン の スタジオ・アルバム ...
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商業的成功

このアルバムは、アメリカ合衆国においてゴールドディスクに認定され[3]、アルバムからの2枚のシングルはいずれもカントリーのチャートでヒット曲となり、「秋風のバラード (Something Better to Do)」は19位、ナッシュビルソングライターであるリンダ・ハーグローヴ英語版が書いた「レット・イット・シャイン (Let It Shine)」は5位まで上昇した。また、『クリアリー・ラヴ』は日本でも好調な売り上げを示し、オリオンアルバムチャートで3位となり、110,450枚を売り上げた[4]

シングル

このアルバムからは、1940年代風のレトロなサウンドで作られた「秋風のバラード」と、カントリー曲の「レット・イット・シャイン」(B面は「兄弟の誓い (He Ain't Heavy, He's My Brother)」のカバー)の2枚が、シングルとしてリリースされた。後者は、カントリー専門のラジオ局で人気を博し、カントリー・チャートで10位まで上昇した。いずれのシングルも、アメリカ合衆国アダルト・コンテンポラリーチャート英語版で1位に達したが、総合チャートである Billboard Hot 100 では、それぞれ13位と30位にとどまり、合衆国のトップ40・ラジオにおけるオリヴィア・ニュートン=ジョンの人気の後退の兆しであったが、その後、彼女はミュージカルを映画化した1978年の映画グリース』に主演して、人気を復活させることになった。

評価

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専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
Allmusic2.5/5stars[2]
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ビルボード』誌は、このアルバムを称賛し、「真のポップのスーパースターが出した作品集であり、従来よりも少し開かれた姿勢で、より多様なタイプの音楽を試みている。いつも通りのオリヴィアらしい息を呑むバラードに加え、カントリー風の曲もある。... 歌手としてのニュートン=ジョンは進化を続けており、より多様な楽曲からの選択も賢明である。いつも通り、ジョン・ファーラーの素晴らしいプロデュースをしている。このLPは、ポップのファン、カントリーのファンや、彼女が昨年から着実に積み上げてきたラスベガスのクラブで彼女を聴くような人々にもふさわしいだろう。従来から根本的に変わったところなどないが、マンネリに陥らず進み続けるのに十分な出来である。」と述べた[5]

キャッシュボックス』誌は、「オリビア・ニュートン=ジョンを無数の歌手たちの中で際立たせているのは、彼女が醸し出す無垢さである。彼女の繊細な歌声は、まるで瞳に星が宿るような驚きであり、『クリアリー・ラブ』を悦びそのものとする魔法である。オリヴィアの、アップビートなレイドバックへの展開への試みは、コントロールされた計画的なものであり、表現全体の親しみやすさによって活かされている[6]

オールミュージック (Allmusic) は、賛否の混じるアルバムへの評価をしており、「このアルバムのカバー曲の選択は本当に奇妙である」としつつ、「ここでの珠玉曲は、いつものオリヴィア・ニュートン=ジョンの定番のサウンドのように響く。「スロウ・ダウン・ジャクスン (Slow Down Jackson)」は「そよ風の誘惑 (Have You Never Been Mellow)」同様に明るく美しいし、「愛らしい嘘 (Crying Laughing Loving Lying)」、息を呑むようなタイトル曲「クリアリー・ラヴ (Clearly Love)」、さらに、ヒット曲ももちろん入っている。... とても楽しく、当たり障りのない、聴く者を良い気分にできる『クリアリー・ラブ』は、ニュートン=ジョンのレコードを集めているならコレクションに加える素敵な1枚である」とも述べている[2]

トラックリスト

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Side one
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.秋風のバラード / Something Better to Doジョン・ファーラージョン・ファーラー
2.「愛しあってた二人 / Lovers」ミッキー・ニューベリー英語版ミッキー・ニューベリー英語版
3.「スロウ・ダウン・ジャクスン / Slow Down Jackson」
  • ミシェル・ブラウアマン英語版
  • カレン・ゴットリープ (Karen Gottlieb)
  • ミシェル・ブラウアマン英語版
  • カレン・ゴットリープ (Karen Gottlieb)
4.ヒーズ・マイ・ロック / He's My Rockシャロン・K・ドビンス (Sharon K. Dobbins)シャロン・K・ドビンス (Sharon K. Dobbins)
5.「夢のかなたへ / Sail into Tomorrow」ジョン・ファーラージョン・ファーラー
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Side two
#タイトル作詞作曲・編曲時間
6.愛らしい嘘 / Crying, Laughing, Loving, Lyingラビ・シフリ英語版ラビ・シフリ英語版
7.「クリアリー・ラヴ / Clearly Love」
  • ダイアン・バーグランド (Diane Berglund)
  • ジム・フィリップス (Jim Phillips)
  • ダイアン・バーグランド (Diane Berglund)
  • ジム・フィリップス (Jim Phillips)
8.レット・イット・シャイン / Let It Shineリンダ・ハーグローヴリンダ・ハーグローヴ
9.サマータイム・ブルース / Summertime Blues
10.「忘れられた人々 / Just a Lot of Folk (The Marshmallow Song)」
  • ダイアン・バーグランド
  • ジム・フィリップス
  • ダイアン・バーグランド
  • ジム・フィリップス
11.兄弟の誓い / He Ain't Heavy, He's My Brother
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2010年日本盤 SHM-CD ボーナス・トラック
#タイトル作詞作曲・編曲時間
12.秋風のバラード / Something Better to Do(1976年12月、日本大阪におけるライブ。)  
13.「フェアリー・テイル・ヒーロー / Fairy Tale Hero」(未発表曲。)  
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パーソネル

制作スタッフ

スタジオ

チャート

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認証と売上

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国/地域 認定認定/売上数
カナダ (Music Canada)[15] プラチナ 100,000 ^
Japan (Oricon Charts) 110,450[4]
アメリカ合衆国 (RIAA)[16] ゴールド 500,000 ^

^ 認定のみに基づく出荷枚数

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脚注

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