クルメン族
From Wikipedia, the free encyclopedia
「クル」ないし「クルメン」という言葉は、英語で船員などを意味する「クルー (crew)」に由来すると誤解されてきた。これは、彼らが西アフリカの先住民としては最初に、ヨーロッパの船に乗って働いたという事実を踏まえていた。語源としてより確からしいのは、クルメン族の中の部族名のひとつ「クラオー (Kraoh)」と考えられる[2]。
分布
20世紀初頭の時点で、彼らはモンロビア付近からパルマス岬付近まで、リベリアの海岸沿いに散在する村に住んでいた。当時、クルメン族は、近い関係にあるグレボ族、バサ族、ニフ族などを含めて、40,000人以上いると称されたが、本来のクルメン族は、シノエ川からパルマス岬までの狭い範囲に住んでおり、そこにはそれぞれ部族長のいる5つの集落(Kruber, Little Kru, Settra Kru, Nana Kru, King Williams Town)があった。彼らは沿岸各地に自分たちの集落をもっており、隣国シエラレオネや、グランドバッサ郡、首都モンロビアにもそれぞれクルメン族の集落があったという[2]。