クレオパトラの魔宝
From Wikipedia, the free encyclopedia
『クレオパトラの魔宝』(クレオパトラのまほう)は、スクウェア(現スクウェア・エニックス)が開発し、同社がDOGブランドで1987年7月24日に発売したディスクシステム用ロールプレイングゲーム。グラフィック担当は時田貴司。サウンド担当は植松伸夫。
概要
敵を倒して経験値を蓄えてレベルアップするRPGの要素と、謎解きが中心のアドベンチャーゲームの要素を組み合わせたゲーム。ゲームスタイルそのものはアドベンチャーゲームであり、様々なコマンドを駆使して謎を解く。しかし街 / 砂の塔 / 神殿の3か所はコマンドを選ぶ度に敵が現れる可能性がある。
ゲーム内容
システム
ゲームは街からスタートする。すぐに敵が現れるが、序盤は武器を持っていないので攻撃する事が出来ない。レベルは最大で12までで、一定の経験値を貯めて宿屋に止まるとレベルアップする。だが、経験値を65535まで貯めて宿屋に泊まるとレベル13になり、HPが大幅にアップする。
戦闘は「たたかう」「もちものをつかう」「にげる」の中からコマンドを選ぶ形式。敵にダメージを与えても具体的な数字は出ず、「かなりのダメージをあたえたぞ!」等という文章で伝えられる。
コマンド一覧
- 通常時
| No. | コマンド名 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | すすむ | 前方へ移動するためのコマンド。 |
| 2 | みる | 周辺を調べるためのコマンド。 |
| 3 | もちものみる | 所持品を確認するためのコマンド。 |
| 4 | ロード・セーブ | データのロードもしくはセーブを行うためのコマンド。 |
| 5 | ステータス | 主人公のステータスを確認するためのコマンド。 |
- 戦闘時
| No. | コマンド名 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | たたかう | 敵に攻撃するためのコマンド。 |
| 2 | もちものつかう | 所持品を使用するためのコマンド。 |
| 3 | にげる | 戦闘を回避するためのコマンド。 |
設定
登場人物
- 草野大介
- 主人公。ゲームは彼の視点で進行する。
- 大介の父
- 考古学者。カラドに取り憑かれ、何処かへ連れ去られてしまう。
- 悪霊カラド
- かつてエジプトの地を支配しようとした伝説の悪霊。封印を解かれた事により復活したが、自らは姿を表さず、カラドの使いを放ち大介を監視させる。
- カラドの使い
- このゲームのラスボス。カラドの忠実な下僕で、ある人物に化けて大介を利用し、イシスの涙を手に入れようとする。
- ムハンマド
- 武器屋の主人。なぜか上半身が裸。
- おねえさん
- 土産屋の店主で明るい女性。砂の塔にある首飾りを求めている。
- 老人
- 道具屋の主人。スフィンクスの秘密を教えてくれる。
- クレオパトラ
- このゲームでは、女神イシスの化身として登場。ラストダンジョンで女神像にされて封印されている。
スタッフ
評価
- ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは、6・6・8・6の合計26点(満40点)となっている[2]。レビュアーの意見としては、「画面切り替えが遅く、しかも敵が出てきて邪魔するから、うっとうしいほどゲーム進行が遅い」などと評されている[2]。
- ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、17.11点(満25点)となっている[3]。また、同雑誌1991年5月24日号特別付録の「ファミコンディスクカード オールカタログ」では、「グラフィックが美しいこのゲームは思わず見とれてしまうほどだ。難易度はそれほど高くなく、誰もが解けるようになっている」、「このゲームでは、戦闘シーンがウリである。というのは、すべての敵キャラたちがアニメーションで動くということだ」と紹介されている[3]。
| 項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 得点 | 3.74 | 3.34 | 3.28 | 3.49 | - | 3.26 | 17.11 |