クロゴケ属 Andraea 1属のみが属する。Andreaea wilsonii、Andreaea fuegiana の2種は他の種と形態的に相違点が多く、別属に分ける説もあったが、分子系統ではクロゴケ属に含めるべきであるという結果が得られている[3]。
約100種があり、いずれも比較的寒冷な地域で岩の上に生え、赤褐色に黒みを帯びた塊状になって生える[2]。日本産のクロゴケは希に樹皮上に生えることが知られる[4]。
なお、クロマゴケ Andreaeobryum macrosporum は石灰岩上に生えるのに対し、本群のコケは石灰岩上には出現せず、酸性岩の上に生じる[5]。