クロフネサイシン
From Wikipedia, the free encyclopedia
| クロフネサイシン | |||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||
| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Asarum dimidiatum F.Maek. (1936)[1] | |||||||||||||||||||||
| シノニム | |||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| クロフネサイシン(黒船細辛)[4] |
クロフネサイシン(黒船細辛、学名: Asarum dimidiatum)は、ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草[4][5][6]。
カンアオイ属ウスバサイシン節に属し、茎や葉など、全体がウスバサイシン Asarum sieboldii に似るが、比べるとやや小型で雄蕊が6個、花柱が3個と半減している[5][6]。
茎の先端に2枚の葉を相対してつけ、冬までには落葉する。葉柄は長さ15cmになり、汚紫色になる。葉身は卵円形から五角形状で、長さ4-6cmになり、先端はとがる。葉の表面は深緑色、裏面は淡色になり、両面の葉脈上に短毛が生える[4][6][7]。
花期は4-5月。葉腋から長さ2-3cmになる直立した花柄を出し、横向きに暗紫色の花を開く。花に花弁は無く、萼裂片が花弁状になる。萼筒は上下から押しつぶしたような編球形で、長さ7-8mm、径約10mmになり、3個の萼裂片は三角状卵形で平開し、先端は内側に屈曲してとがる。萼筒内壁は18個ほどの縦筋がある。花柱は3個で直立し、先端は短い突起になり2列に分かれ、外側に柱頭があり、楕円形になる。雄蕊は6個あり、短い花糸で子房壁に付着する。雄蕊は初め屈曲して葯は下方を向いているが、葯が裂開する頃には直立する[4][6]。染色体数は2n=26[5]。