バンコク港
From Wikipedia, the free encyclopedia
バンコク港(タイ語:ท่าเรือกรุงเทพ、英語:Bangkok Port)は、タイ王国のバンコクにある港。1997年にレームチャバン港に抜かれるまで同国最大の港であり、現在も同国第2位の港である。

バンコク港は、チャオプラヤー川左岸の河口から約30㎞に点在する岸壁で構成される港湾。公営のバンコク港は、クローントゥーイ港もしくはPAT、と呼ばれる箇所であり、船舶の着岸バースや税関事務所を始め、コンテナ・ヤード、保税倉庫等の施設がある。広義では、BMTやSCT等の私営コンテナ・ターミナルを含む。港湾の水深は8.5‐11mと浅く、入港できるコンテナ船の船型は喫水8.2m、船長172m以下と制限されている。
歴史
バンコクを貫くチャオプラヤー川の川岸に開かれた河川港で、シャム湾から川を30km程遡った場所にあり、1951年の開港以来、タイの海上輸送の拠点として発展を遂げてきている。
タイ政府は、1937年(昭和12年)に当時の日本円で約4千万円の巨費を投じる計画をした。また、バンコク港の設計はコンテスト方式によって決めることとし、世界各国へ参加を呼びかけた。同年8月にタイ政府より日本の外務省にも参加誘致があり、内務省土木局にて設計を行うこととなる。設計は急務に行われ、わずか半月ほどで完成をさせ、同年9月1日に三井物産を介して設計計画案をタイ政府に提示をする。コンテストに参加した国は、アメリカ・イギリス・フランス・イタリアなど22カ国あり、最初の選抜にて、日本・ドイツ・デンマークとタイの4カ国に絞られ、同年11月16日の最終選抜にて日本案とすることに決定した。
問題点
公営港
私営岸壁
- BMT(Bangkok Modern Terminal)
- UTT(UNITHAI Terminal)
- SBT(Siam Bangkok Terminal)
- BDS(BDS Terminal)
- TPT(Thai Prosperity Terminal)
- SCT(Siam Container Terminal)
鉄道貨物輸送
参考文献
- 工事画報社発行『土木建築工事画報』1925年(大正14年)-1940年(昭和15年)
- 第13巻第12号(P264-265) 『断然世界を圧倒せる我港湾技術』1937年(昭和12年)12月
- 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』(柿崎一郎著、京都大学学術出版会、2010年)