グエムル-漢江の怪物-
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ストーリー
キャスト
スタッフ
- 監督・原案:ポン・ジュノ
- 製作:チョ・ヨンベ
- 製作総指揮:チョ・ヨンベ/キム・ウテク/ジョン・テソン
- 脚本:ポン・ジュノ/ハ・ジョンウォン/パク・チョルヒン
- 撮影:キム・ヒョング
- 視覚効果:ザ・オーファナージ
- 美術:リュ・ソンヒ
- 衣装:チョ・サンギョン
- 編集:キム・サンミン
- 音楽:イ・ビョンウ
- メイク:ソン・ジョンヒ
- 音響:チョ・テヨン
- 照明:イ・カンサン/ジョン・ヨンミン
- 録音:イ・ソンチュル
作品解説
社会風刺
作品には風刺的要素も含まれており、監督のポン・ジュノ自身が反米的な要素について解説している。かねてより漢江から怪物が出現する映画を作りたいと考えていたポン・ジュノは、2000年に在韓米軍が大量のホルムアルデヒドを漢江に流出させた漢江劇毒物放流事件をヒントに本作品を作った[3]。また、作中に登場する「エージェント・イエロー」という化学兵器は アメリカ軍がベトナムで使用した枯葉剤「エージェント・オレンジ」に掛けており、アメリカ軍を風刺したものである[4]。
映画の反米性は、監督自らが認めている。映画の公開と同時期、盧武鉉政権が推し進めていた在韓米軍から韓国軍への戦時作戦統制権の移譲問題と映画を関連付ける報道もあった。米下院の韓米同盟聴聞会で、ヘンリー・ハイド下院国際関係委員長はこの映画の反米性を取り上げた。
英語タイトルは『The Host』となっている。監督はこのタイトルについて「このタイトルが二重の意味を与えてくれることを望んでいます。ひとつは生物学的な暗示で、もうひとつはホスト(宿主)に対する、社会政治的言及です」とインタビューで説明している[5] 。
ロボトミー手術
未知のウイルスに感染したとして病院に隔離されたカンドゥは、ヒョンソを救出するために病院を脱出するが、再び在韓米軍に拘束され、鎮静剤の注射によっても沈静されず、頭蓋骨にドリルで孔を開ける手術を受ける。この手術はロボトミー手術であり(Wikipedia英語版 Plot の第5パラグラフには、「彼らはカンドゥを黙らせるためにロボトミー手術を行うことを決定した」とある)、この術式は米国で広く行われていたものであるが(前頭葉白質切截術#アメリカでのロイコトミー)、米国では1960年代を最後に手術自体が行われておらず、世界の多くの国々では1970年代までに手術を禁止している(Wikipedia日本語版:前頭葉白質切截術)。このシーンは、自国では認められない手術を韓国の一般市民に対して行うという在韓米軍の選択、ロボトミー手術によっても沈静されないカンドゥの意思を含む多義的な描写となっている[要出典]。
怪物
主役となる怪物のデザインはチャン・ヒチョルが担当し、最終デザインの確定までには2年6カ月の期間を必要とした。制作はWETAデジタルとザ・オーファナージが担当した。一体の怪物を劇中で活躍させるために約50億ウォン(約6億円)の費用がかかったといわれる。
キャラコンセプトは「憎めない悪役」で、竹中直人やジャック・ブラックなどをイメージして作られた。
怪物のデザインやストーリー展開が日本のアニメーション映画『WXIII 機動警察パトレイバー』からの模倣ではないかとの指摘があった[6][7]。『グエムル』製作国である韓国の三大紙(朝鮮日報・中央日報・東亜日報)はすべてこの問題を取り上げた。ただし、日韓両国の配給関係者はこれらの疑惑を否定している[8][9]。