グッド・キッド、マッド・シティー
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| 『グッド・キッド、マッド・シティー』 | ||||
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| Kendrick Lamar の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| 録音 | ||||
| ジャンル | Hip hop | |||
| 時間 | ||||
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Top Dawg Entertainment Aftermath Entertainment / Interscope Records | |||
| プロデュース |
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| Kendrick Lamar アルバム 年表 | ||||
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| 『グッド・キッド・マッド・シティー』収録のシングル | ||||
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『グッド・キッド、マッド・シティー』(good kid, m.A.A.d city)は、ケンドリック・ラマーの2枚目のアルバムで、メジャーデビュー作である。2012年10月22日にTop Dawg Entertainment、アフターマス・エンターテイメント(インタースコープ・レコード)より発売。『ローリング・ストーン』誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」(2020年版)において115位にランクインしている[1]。
ケンドリック・ラマーは、2011年にインディーレーベルよりデビュー作となるSection.80をリリースした後、翌年に同郷であるドクター・ドレ率いるアフターマス・エンターテイメントと契約した[2]。本作は契約後初めての作品となる。
本作はコンセプト・アルバムとなっており、全米屈指の犯罪都市であるコンプトン(mad city)で良い子(good kid)として育ったケンドリック・ラマーの自伝的作品となっている。貧困・ギャング、社会的弱者・女性問題など、様々な問題を取り上げながら、ラマーや周囲の状況がどう変遷していくかをアルバム通して綴っており、多感で女の子に夢中である普通の若者から、より壮健でタフに戦う大人へと成長していく様が描かれている。
サウンド面では、現代的なヒップホップではなく、伝統的な西海岸のサウンドである、控えめでダウンビートなものに統一されている[3]。曲の合間に回想や祈りが挟まれ、一つの物語として強く意識された作りになっており、その回想の内容が曲の中で参照されることも多い。また、ドクター・ドレ、ドレイク、ジェイ・ロックなど豪華なゲストを多数招いていることも特徴的である。
タイトルとなっているm.A.A.dには三重の意味があり[4]、狂った(mad)、分断された怒りの青春(My Angry Adolescence Divided)、そしてエンジェルダストに乗った天使(My Angels on Angel Dust)というものである。なお、エンジェルダストはコカインの一種である。
発売以降、批評家からは一貫して高い評価を受け、Allmusicでは5点満点を記録している[5]ほか、ローリング・ストーン誌ではヒップホップの歴史の系譜となるアルバムと評価されており[6]、サウンド・歌詞共に評価されている。ローリングストーンズ誌の「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」(2020年版)において115位にランクインしたほかにも、BBCなど複数の雑誌で2012年の年間最優秀アルバムとして評価された[7]。発売翌年である2013年にコンプレックス誌の「過去5年で最も優れたヒップホップ・アルバム」で2位[8]、ローリングストーンズ誌の「オールタイム・グレイテスト・デビューアルバム」で86位[9]なども記録している。
商業的にも、全米2位・300万枚を記録するなど大成功をおさめ、2013年ビルボード・ミュージック・アワードと2013年アメリカン・ミュージック・アワードでトップ・ラップ・アルバムにノミネートされ、2013年BETヒップホップ・アワードでアルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した[10]。第56回グラミー賞でケンドリック・ラマーは、アルバム・オブ・ザ・イヤー、最優秀ラップ・アルバム、最優秀新人アーティスト、メアリー・J・ブライジとの「Now or Never」で最優秀ラップ/歌唱パフォーマンス、収録曲「Swimming Pools (Drank)」で最優秀ラップ・パフォーマンスの5部門でノミネートされた。