グラミス・キャッスル
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グラミス・キャッスルは、バラの園芸品種の1つ。1992年にイギリスで、デヴィッド・C.H.オースチンによって作出された[1][2]。流通名は、シェークスピアの戯曲『マクベス』に登場する古城の名前から採られた[2]。
四季咲き・直立または半直立性のシュラブのイングリッシュローズ[1][3]。交配種は、グラハム・トーマス×メアリー・ローズ[1][2]。樹高は0.8m-1.0m程度、株張りは70cm[1][2][4]。クリーム色がかった白色の花を付ける[1]。蕾はアプリコット色[5]。春の花は純白だが、秋の花は花の中心部にパールピンクや淡いクリーム色が入る[4]。花型はカップ咲きで、花径が約7cm-8cmの中輪種[1][3][4]。咲き進むと平らなロゼット咲きに変化する[4]。数輪の房咲きになり、小枝にも花を付ける[1]。花付きはとてもよい[1]。花が次々と上がり、春以降、夏・秋ともによく花をつける[1][2]。花弁は強く、雨でも比較的傷みにくい[1][注 1]。樹勢は中程度なので、強剪定は避けた方がよい[1]。また、細い枝にも花が付くことからも、弱剪定にしたほうがよい[5]。花枝は細く大小の棘が多い[1][2][3]。花の香りの強さは中香[1][4][注 2]。ミルラ香、あるいはアニスの香りがするので、好き嫌いが分かれる[1][5][4]。耐病性は中程度[1]。黒点病の発生には注意が必要であると書く本もある[5]。また、作出者も黒点病にやや弱いと注意している[6]。特に、枝葉が密生する品種であるため、一度黒点病が発生すると株全体へ広がりやすい[1]。無農薬栽培の場合、うどん粉病の発生が比較的軽微であるのに対して、黒点病はしばしば発生する[5]。花付きをよくし病気を避けるには日照の良い場所に植えることが必要[2]。また、一定の薬剤散布をした方がよい[1][2]。鉢植えに向いている[1][3][4]。鉢栽培であれば8号鉢がちょうどよい[2]。花壇であれば何本かまとめて植えると花が絶えることがなく見栄えがする[2]。