グリーン島は、第二次世界大戦中にイギリス軍がスエズ運河防衛のために建設した要塞で、スエズの南約4キロメートルに位置する。島はサンゴ礁上に鉄筋コンクリートで建設され、全長145メートル、幅50メートル、周囲を高さ2.4メートルの防波堤で固め、防波堤上には侵入防止のためカミソリ状有刺鉄線が設置されていた。島の中央には大きな中庭と平屋建の兵舎があり、島の北端には高さ5メートルの円形の塔に対空レーダーと機関銃陣地を設置し、コンクリート製連絡橋で繋がっていた。島には多数の機関銃陣地、対空砲陣地がコンクリート製バンカー内に設置されており、島の南側は岩場となっていた。