グルス・アン・アーヘン
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グルス・アン・アーヘンは、バラの園芸品種の1つ。かつては、1909年にドイツで、P.Geduldigによって作出されたと言われていた[1][2][注 1]。しかし、実際には1909年以前に作出された「イレーヌ・ワッツ」と同一であることが、アメリカばら会から発表されている[2][注 2]。
四季咲き・半直立性または半横張り性のフロリバンダ系のモダンローズ[1][5]。交配種は、Frau Kahl Druschki×Franz Deegen[1][3][注 3]。日本の暖地では、樹高は1.0m-1.2m、株張りは120cm[3][1]。イギリスでは樹高が0.45m、株張りが10cm-50cmにしかならない矮性種である[6]。花色はベージュ色を帯びたクリーム色で、中心がアプリコット色、またはアプリコット・ピンクだが、春の花は白っぽく、秋になるとピンク色が濃く出る[1][5]。花弁の縁はピンク色に染まる[1]。花径は8cm-10cm[1][5]。花型はロゼット咲き、または抱え咲きからロゼット咲き[1][2]。5輪から10輪の房咲きになる[1]。花付きはとてもよい[1][3]。春以降もよく返り咲く[2]。花もちはやや悪い[3]。花弁が繊細で、強い雨に当たったり、梅雨時や湿度の高い時期には傷みやすい[1][3]。花の香りの強さは中香よりの強香種[1][注 4]。爽やかなフルーツのような香りがある[1][注 5]。枝に棘は少ない[1][3]。分枝はよい[3]。枝は堅く充実しやすく、悪条件でも耐える[3]。成木になるとシュートが発生しにくくなるが、古枝によく花が付く[3]。葉は濃い緑色をした照り葉[1][6]。花が浮き上がって見える[1]。樹勢は普通[1][3]。耐病性も普通で、うどん粉病・黒点病ともに普通[1]。月に3-4回の薬剤散布で病気の発生を抑えることができる[1]。英国王立園芸協会のガーデン・メリット賞を受賞した[6]。まとまりのある株に育つので、鉢植えによい[3][1]。
枝変わりに、ホワイト・グルス・アン・アーヘン、ピンク・グルス・アン・アーヘン、つる性のつるグルス・アン・アーヘンがある[1][3]。ホワイト・グルス・アン・アーヘンは花色が白、ピンク・グルス・アン・アーヘンはピンクである[3]。また、つるグルス・アン・アーヘンは一季咲きで、フェンスやオベリスクによい[3]。