グレイス (バラ)

From Wikipedia, the free encyclopedia

グレイス

グレイスは、バラ園芸品種の1つ。2001年イギリスで、デビッド・C.H.オースチンによって作出された[1][2]。流通名をグレースと表記する場合もある[3]

四季咲き・横張りまたは半横張り性・開帳型のシュラブのイングリッシュローズ[1][2][3][4]。交配種は、Sweet Juliet×実生[1][5]。樹高は0.8m-1.2m、株張りは80cm[1][2][6][7]。アプリコット色の中大輪を咲かせる[2][6]。外弁はアイボリー色[3]。花径は7cm-9cm[3][6][7]。咲き始めはカップ咲きで、咲き進むとロゼット咲きになる[2][4]。更に咲き進むと、外側の花弁が反り返る[2]。開花とともに全体的に花が白っぽくなり、外弁の色も退色して薄ピンク色に変わる[3][6]。全開になった時の花型がダリアに似ているという評はよく聞かれる[6][8]。夏の花は更に花弁が細かくなり、のような花型になる[1]。数輪の房咲きになる[5]。花付きはよい[8]。手間がかからないのによく咲く、という愛好家の感想もある[8]。強香または中香種で、香りの質はフルーツとティー香[2][6][8][注 1]。作出者の弁では、温かみのある心地よい香りがする[4]。枝はしなやかでアーチ状に広がる[4][7]。枝はかなり細く、最初は赤みを帯びているがやがて緑色に変化する[4]。葉は明るい緑色で小さめ[1]。樹勢は弱い[1][注 2]。ほぼ四季咲き性の品種なので、一度葉を落とすと樹勢が回復するまで時間がかかる[1][5]うどん粉病には強いが、黒点病がやや発生しやすいので薬剤散布が必要である[1][5]。月に3-4回散布すれば、黒点病の発生はほとんどない[1][5]。一方で、無農薬栽培では、うどん粉病・黒点病ともにでにくいという報告もある[8]。耐陰性が強く、明るい日陰や半日 (1日3-4時間) の日照でも育つ[8]。英国王立園芸協会ガーデン・メリット賞を受賞した [9]

Related Articles

Wikiwand AI