ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル (映画)
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『ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル』(原題:The Great Rock 'n' Roll Swindle)は、1980年に公開されたイギリスのドキュメンタリー映画[1]。パンク・ロックの代表的なバンドの一つで、1975年に結成され1978年に解散したセックス・ピストルズの活動を取り上げた。監督はジュリアン・テンプル。
| ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル | |
|---|---|
| The Great Rock 'n' Roll Swindle | |
| 監督 | ジュリアン・テンプル |
| 脚本 | ジュリアン・テンプル |
| 製作 |
ドン・ボイド ジェレミー・トーマス |
| 音楽 | セックス・ピストルズ |
| 撮影 |
ウィリー・パターソン ジュリアン・テンプル |
| 公開 |
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| 上映時間 | 103分 |
| 製作国 |
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| 言語 | 英語 |
概要
元マネージャーのマルコム・マクラーレンが語り手を務め、セックス・ピストルズが如何にしてロックンロール・インダストリーのトップの座を騙し取ったかを得々と語る内容となっている。セックス・ピストルズのドキュメンタリー映画と銘打たれているものの、マルコム・マクラーレンという稀代の詐欺師(スウィンドル)を強く印象づけ、彼を新たなスター、それも一流のトリックスターたらしめるきっかけとなった。
「混乱から金を」「実際、演奏ができるよりはできない方がよいのだ」「音楽性はともかく、ジェネレーションギャップを創り出す方が肝心」「ピストルズを有名にするためにはあらゆる競争を避けた」「音楽にはまったく興味のない弁護士を雇え」「ジョニー・ロットンは最終的には敵側(アメリカ)に身を売ったコラボレーター(対独協力者)」等々、マクラーレン独自のマネジメント哲学が語られており、彼の状況主義者的スタンスが鮮明になっている。当時の未公開映像やアニメーションなども織り交ぜられる中で、マクラーレンの奇妙な語り口と存在感は圧巻で、本作をロック・ミュージシャンの映画の中でひときわ異彩を放つものにしている。
本作のタイトル曲「ザ・グレート・ロックンロール・スウィンドル」の演奏シーンでは、「誰でもピストルズになれる・ガキのオーディション」と銘打ち、そこらにたむろする若者たちに代わる代わるボーカルを取らせてピストルズの虚構ぶりを強調している。
本作公開前の1979年に、同名のサウンドトラックが発表された。
ジョン・ライドンらピストルズの元メンバーは、本作の内容は「事実無根のでたらめ」と怒りを露わにした。2000年には、テンプルが彼ら[注釈 1]の全面協力を得て新たに監督を務めたドキュメンタリー『ノー・フューチャー』[2]が公開された。ピストルズの歴史の記録としては、こちらの内容が正しい。