ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル (映画)

From Wikipedia, the free encyclopedia

ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル』(原題:The Great Rock 'n' Roll Swindle)は、1980年に公開されたイギリスのドキュメンタリー映画[1]パンク・ロックの代表的なバンドの一つで、1975年に結成され1978年に解散したセックス・ピストルズの活動を取り上げた。監督はジュリアン・テンプル

脚本 ジュリアン・テンプル
製作 ドン・ボイド
ジェレミー・トーマス
概要 ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル, 監督 ...
ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル
The Great Rock 'n' Roll Swindle
監督 ジュリアン・テンプル
脚本 ジュリアン・テンプル
製作 ドン・ボイド
ジェレミー・トーマス
音楽 セックス・ピストルズ
撮影 ウィリー・パターソン
ジュリアン・テンプル
公開 イギリスの旗 1980年3月15日
日本の旗 1990年4月19日
上映時間 103分
製作国 イギリスの旗 イギリス
言語 英語
テンプレートを表示
閉じる

概要

元マネージャーのマルコム・マクラーレンが語り手を務め、セックス・ピストルズが如何にしてロックンロール・インダストリーのトップの座を騙し取ったかを得々と語る内容となっている。セックス・ピストルズのドキュメンタリー映画と銘打たれているものの、マルコム・マクラーレンという稀代の詐欺師(スウィンドル)を強く印象づけ、彼を新たなスター、それも一流のトリックスターたらしめるきっかけとなった。

「混乱から金を」「実際、演奏ができるよりはできない方がよいのだ」「音楽性はともかく、ジェネレーションギャップを創り出す方が肝心」「ピストルズを有名にするためにはあらゆる競争を避けた」「音楽にはまったく興味のない弁護士を雇え」「ジョニー・ロットンは最終的には敵側(アメリカ)に身を売ったコラボレーター(対独協力者)」等々、マクラーレン独自のマネジメント哲学が語られており、彼の状況主義者的スタンスが鮮明になっている。当時の未公開映像やアニメーションなども織り交ぜられる中で、マクラーレンの奇妙な語り口と存在感は圧巻で、本作をロック・ミュージシャンの映画の中でひときわ異彩を放つものにしている。

本作のタイトル曲「ザ・グレート・ロックンロール・スウィンドル」の演奏シーンでは、「誰でもピストルズになれる・ガキのオーディション」と銘打ち、そこらにたむろする若者たちに代わる代わるボーカルを取らせてピストルズの虚構ぶりを強調している。

本作公開前の1979年に、同名のサウンドトラックが発表された。

ジョン・ライドンらピストルズの元メンバーは、本作の内容は「事実無根のでたらめ」と怒りを露わにした。2000年には、テンプルが彼ら[注釈 1]の全面協力を得て新たに監督を務めたドキュメンタリー『ノー・フューチャー[2]が公開された。ピストルズの歴史の記録としては、こちらの内容が正しい。

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI