ゲバーム D4
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| 概要 | |
|---|---|
| 種類 | 短機関銃 |
| 製造国 |
|
| 設計・製造 | ゲバーム[1] |
| 性能 | |
| 口径 | 9 mm[2] |
| 銃身長 | 224 mm[2] |
| ライフリング | 6条右回り[2] |
| 使用弾薬 | 9x19mmパラベラム弾[2] |
| 装弾数 | 32発[2] |
| 作動方式 | オープンボルト、ブローバック[2] |
| 全長 | 770 mm / 521 mm[2] |
| 重量 | 3,465 g[2] |
| 発射速度 | 600発/分[2] |
ゲバーム D4(英語: Gevarm D4)は、1950年代にフランスのゲバーム社が開発・製造した短機関銃[1][2]。3,000から4,000丁程度が生産され、フランスの警察や税関などに採用されたほか、少数が中東やアフリカなどに輸出された[1][2]。
ゲバーム社はフランスの老舗弾薬メーカーであるジェベロー社の子会社で、主に民間用銃器の製造を手掛けていた[1][3]。D4はゲバーム社が1956年に開発した短機関銃で、当時フランス軍が装備していたMAT 49よりも安価に製造できる短機関銃として、主に治安機関や輸出向けに製造されたものである[2][3]。
設計面では生産性の高いプレス加工部品を多用し、工作が容易な円筒形のレシーバーを持つ単純な造りであった一方、銃身の付け根部分にあまり効果があるとは言えない冷却用フィンが装備されていた[1][2][3]。
作動方式はオープンボルト・シンプルブローバック方式で、射撃モードはフルオートとセミオートを選択できる[2][3]。レシーバーの左側面にコッキングハンドル、グリップフレームの左側に安全装置兼セレクターレバーが配置されている[2][注釈 1]。ストックは伸縮式のスチール製ワイヤーストックで、格納・中間・展開の3段階で位置を固定できた[1]。弾倉は独自設計の32発入り箱型弾倉である[3]。
1957年2月には試作銃がフランス軍に提出され、評価試験の結果おおむね良好な成績を収めたものの、すでにMAT 49短機関銃の配備が進んでいたため採用されなかった[1][3]。主目標であった治安機関や輸出向けでは、フランスの警察や税関に採用されて1985年頃まで使用されたほか、少数が中東やアフリカなどに輸出されたものの、総生産数は3,000から4,000丁程度で商業的には大きな成功は得られなかった[1][2]。