コショウボク

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コショウボク
コショウボク
実のついたコショウボク
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : バラ類 Rosids
: ムクロジ目 Sapindales
: ウルシ科 Anacardiaceae
: サンショウモドキ属 Schinus
: コショウボク S. molle
学名
Schinus molle L.
和名
コショウボク
英名
Peruvian pepper

コショウボク学名: Schinus molle、通称:ペルーコショウ、カリフォルニア ペッパー、Peruvian pepper(ペルビアン・ペッパー)pepper tree[1] peppercorn tree, pirul and Peruvian mastic[2])は、15メートルまで成長するウルシ科サンショウモドキ属の常緑樹である。 実の匂いや形が胡椒と似るが、胡椒とは全くの別種であり、関係はない。 鮮やかなピンク色の実は香辛料の「ピンクペッパー」として販売される。

南北アメリカの乾燥地帯、ペルーのアンデス砂漠地帯が原産である。そこからアルゼンチンチリに広がった[3]。 現在では、観賞用として、もしくは香辛料の生産の為、世界中で広く育てられている[3]

人間との関わり

料理用として使われるほか、伝統的な医学薬として、傷の抗菌性や防腐性を持つ性質から、歯痛・リウマチ・月経障害などの様々な治療に使用された[4]。近年、マウス実験で抗うつ作用を持つことが実証され、抗うつ薬や利尿剤としても使用されている。[5][6]

歴史

Schinus molleの「 molle 」とは、ケチュア語の木を意味する「 molli 」から来ている[7]

インカでは、熟した実の甘い外側の部分から飲み物を作った。この甘い部分は、実を数日放置し手で擦り解し、内側の苦い部分を取り除く作業が必要だった。このシロップはとうもろこしと混ぜて栄養食として食された[8]

脚注

参考文献

関連項目

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