コミックスゾーン

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コミックスゾーン
ジャンル ベルトスクロールアクション
対応機種 メガドライブ (MD)
Windows 3.x (Win 3.x)
ゲームボーイアドバンス (GBA)
Windows (Win)
Wii
Xbox 360 (X36)
PlayStation 3 (PS3)
Android
iOS
Linux
Macintosh (Mac)
開発元 STI
発売元 セガ
プロデューサー マイケル・ウォーリス
ディレクター エイドリアン・スティーブンス
デザイナー ピーター・モラウィエク
プログラマー エイドリアン・スティーブンス
音楽 ハワード・ドロシン
美術 ピーター・モラウィエク
トニー・デズニーガ英語版
アレックス・ニーニョ英語版
人数 1人
発売日 アメリカ合衆国 199508021995年8月2日
日本 199509011995年9月1日
ヨーロッパ 199510271995年10月27日
Win 3.x
アメリカ合衆国 1995111995年11月
ヨーロッパ 199603151996年3月15日
GBA
ヨーロッパ 200209112002年9月11日
Win
日本 200407052004年7月5日
Wii
アメリカ合衆国 200701292007年1月29日
日本 200701302007年1月30日
ヨーロッパ 200702022007年2月2日
X36
INT 200906102009年6月10日
Win (Steam)
INT 201006012010年6月1日
PS3
アメリカ合衆国 201108092011年8月9日
ヨーロッパ 201108172011年8月17日
日本 201108312011年8月31日
Android,iOS
ヨーロッパ 201706212017年6月21日
アメリカ合衆国 201706222017年6月22日
Linux,Mac
INT 201902012019年2月1日
その他 型式:アメリカ合衆国 1569
日本 G-4132
ヨーロッパ 1569-50
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コミックスゾーン』(Comix Zone)は、1995年9月1日セガから発売されたメガドライブベルトスクロールアクションゲーム[1][2]

セガの海外スタジオ「セガテクニカルインスティチュート」で開発された作品であり、日本で発売されたものはそのローカライズ版である[3]

その後、様々なプラットフォームに移植された[4]

プレイヤーは漫画家である主人公スケッチ・ターナーを操作し、彼が描いた架空の漫画作品「コミックスゾーン」の世界を冒険する。

本作の特徴はゲームの舞台が「漫画の中」である点で、ページをめくったりコマを飛び移ったりするステージ演出や、フキダシや描き文字によるメッセージ表現、ペンで描かれた敵キャラクターが実体化して襲い掛かってくる迫力のあるグラフィックなど、漫画の世界ならではのユニークな表現やアイデアが随所に盛り込まれている[2][4]

システム

本作は、枠線で区切られた漫画の1ページをゲーム内の1ステージに見立てたステージクリア式のアクションゲームとなっている。ステージは左上のコマから始まった後、右下のコマへと段階を分けて進んでいき、最後のコマから次のページへ進むことでステージクリアとなる[2]。本作は漫画の中の世界という設定でゲームが進行していくため、進むコマによってゲームの展開や攻略ルートが変化したりするほか、最終的にヒロインを助けられたかどうかで物語の結末が変化するマルチエンディング要素も存在する。

アクションゲームとしては、次々に現れる敵を倒しながら先に進んでいくベルトスクロールアクションのスタイルを取っているが[2]、レバーや木箱などの仕掛けを操作して道を切り開くパズル的な要素があるほか、パイプやロープにぶら下がりながら敵と戦ったり、穴の開いたコマを飛び降りて下のコマに移動するなど、ジャンルの枠に囚われない個性的なシステムも特徴である。なお、ゲームとしての難易度は高めで[2]、ゲームオーバー時のコンテニュー回数にも制限がある。

主人公であるターナーは、基本アクションとして方向キーによる移動やジャンプなどのほかに、攻撃ボタンと方向キーの組み合わせでパンチやキックによる多彩な攻撃アクションを繰り出すことが可能。また、敵の攻撃を防御する「ブロック」や体を屈めて素早く移動する「前転」などの特殊なアクションのほか、説明書に記載されていない隠しアクションとして、背景のページを破って紙飛行機を作り、飛び道具にするというものも存在する。

アイテム

ステージ中にはアイテムが落ちていることがあり、入手して使用することで様々な効果を発揮する。アイテムは一度に最大3個まで所持しておくことができ、以下の種類がある。

  • パワードリンク:使用するとターナーのライフを回復することができる。回復量はライフ最大値の約半分程度。
  • ロードキル:相棒のロードキル(ネズミ)を地面に放つ。ロードキルは電撃による攻撃が可能なほか、場所によってはギミックの起動やアイテムの発見などもしてくれる。
  • アイアン・ナックル:使用するとターナーがスーパーヒーローに変身し、拳を叩きつけた衝撃波でページを切り裂く。画面内の敵全てを攻撃する効果がある。
  • ナイフ:投擲することで一直線に飛んでいく飛び道具。敵への攻撃や一部ギミックの起動が可能。
  • ボム:足元に時限式の爆弾を設置する。爆風は近くにいる敵味方問わず大ダメージを与えるほか、特定の壁を破壊することもできる。
  • 手榴弾:前方に爆弾を投げる。性質はボムに似ているが、より遠くの敵を攻撃できる。
  • ?マーク:入手するまでどのアイテムになるか不明なアイテム。爆発する罠の場合もある。

ストーリー

ニューヨーク在住の主人公スケッチ・ターナーはフリーのロックミュージシャンであると同時に、大ヒット漫画「コミックスゾーン」を連載している漫画家である。「コミックスゾーン」は隕石が衝突した21世紀の地球を描いたSF漫画で、地球を守る「新世界帝国」と悪のミュータントたちの戦いを描いた人気作品だった。

ある夏の晩、ターナーが次回の連載原稿の執筆をしていたところ、落雷とともに「コミックスゾーン」最強最大の悪役であるモータスが漫画の中から飛び出してくる。モータスは創造主であるターナーを抹殺して自由になるため、ターナーと彼のペットであるロードキルを漫画の世界に閉じ込めてしまう。さらにモータスは自らペンを取り、凶悪なミュータントたちを次々に描いて漫画の中のターナーのもとへと送り込む。

モータスと同じく「コミックスゾーン」の登場人物であるアリッサ・サイアン将軍は、漫画の世界に迷い込んできたターナーがこの世界を救う英雄であるとして、彼をスーパーヒューマン・エージェント(超人間諜報員)に任命する。「俺はスーパーヒーローなんかじゃない」と乗り気でないターナーだったが、元の世界に戻るにはモータスを倒すしか方法がないことを知ると「コミックスゾーン」の世界でモータス率いる悪のミュータントたちと戦うことを決意するのだった。

ステージ構成

本作は3つのエピソードで構成されており、エピソード1から順番に攻略してゆく。各エピソードは前半と後半でステージが分かれているため、ゲームとしては全6ステージ構成となる。また、本作では残機などの概念はなく、ライフがゼロになった時点でゲームオーバーとなるが、各エピソードをクリアするごとに2回ずつコンテニュー回数が増えるため、これによりゲームの再挑戦が可能となっている[2]。エピソードの種類は以下の通り。

エピソード1:とつぜんのたたかい ―コミックのなかでとまどうターナー―
ボス:マザーミュータント
エピソード2:チベットでのしとう ―かいぶつどものししょうとのたたかい―
ボス:カンファン
エピソード3:「なんぱせん」のなかでは… ―モータスとのさいしゅうけっせん―
ボス:モータス

キャラクター

スケッチ・ターナー
- ハワード・ドロシン
本作の主人公。現実世界の人気漫画家であると同時にフリーのロックミュージシャン。本作の舞台となる大ヒット漫画「コミックス・ゾーン」の作者でもある。
趣味はSF小説を読むことと、『ソニック・スピンボール』をすることで、嫌いなものは魚介類。ニューヨーク在住。
初期のコンセプトビデオのデモアニメーション『Joe Pencil Trapped In The Comix Zone』の段階の設定ではジョー・ペンシル(Joe Penci)と言う名前のオタクっぽいキャラクターだったが、ピーター・モラウィエクによると、ゲーム開発の際、セガ・オブ・アメリカ(SOA)がマーケティング的に主人公の名前や外観を変更するように言われ、モラウィエク自身スマッシング・パンプキンズなどのグランジロックが大好きだったので主人公をタフなロックミュージシャンと言う設定に再設計された。
ロードキル
ターナーの相棒兼ペットのネズミ。ターナーとともに漫画の中に閉じ込められてしまう。
救出することでアイテムとして使用することができるようになり、ターナーをサポートしてくれる。
アリッサ・サイアン将軍
声 - デボラ・コスタ
漫画世界の登場人物で本作のヒロイン。新世界帝国の防衛長官として、ターナーに任務を依頼する。
ゲーム上では通信でターナーをサポートする。
モータス
声 - ハワード・ドロシン
漫画世界の登場人物。スーパー・ナチュラルミュータントと呼ばれる、悪のミュータントたちのボス。

移植版

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 備考 Ref.
1 Comix Zone アメリカ合衆国 1995111995年11月
ヨーロッパ 199603151996年3月15日
Windows 3.x STI セガ CD-ROM MK-85011-50
2 Comix Zone ヨーロッパ 200209112002年9月11日
ゲームボーイアドバンス Virtucraft セガ ロムカセット AGB-ACZP-EUR
3 ソニック メガコレクション アメリカ合衆国 200211102002年11月10日
日本 200212192002年12月19日
ヨーロッパ 200303072003年3月7日
ゲームキューブ ソニックチーム アメリカ合衆国 セガ
日本 セガ
ヨーロッパ インフォグラム
8センチ光ディスク アメリカ合衆国 DOL-GSOE-USA
日本 DOL-GSOJ-JPN
ヨーロッパ DOL-GSOP-EUR
メガドライブ版の移植
4 コミックスゾーン 日本 200407052004年7月5日
Windows ソニックチーム セガ・ミュージック・ネットワークス ダウンロード
セガゲーム本舗
- [5][6][7]
5 ソニック メガコレクション プラス アメリカ合衆国 200411022004年11月2日
日本 200412092004年12月9日
ヨーロッパ 200502042005年2月4日
PlayStation 2
Xbox
ソニックチーム セガ DVD-ROM PS2:アメリカ合衆国 SLUS-20917
日本 SLPM-65758
ヨーロッパ SLES-52998
XB:アメリカ合衆国 SKU-64057
日本 ZD6-00003
ヨーロッパ INL-X06002
6 アメリカ合衆国 Sega Genesis Collection
ヨーロッパ Sega Mega Drive Collection
アメリカ合衆国 200611072006年11月7日
ヨーロッパ 200702022007年2月2日
PlayStation 2
PlayStation Portable
Digital Eclipse セガ DVD-ROM PS2:アメリカ合衆国 SLUS-21542
ヨーロッパ SLES-54333
PSP:アメリカ合衆国 ULUS-10192
ヨーロッパ ULES-00556
メガドライブ版の移植
7 コミックスゾーン アメリカ合衆国 200701292007年1月29日
日本 200701302007年1月30日
ヨーロッパ 200702022007年2月2日
Wii セガ セガ ダウンロード
バーチャルコンソール
日本 MAPJ
アメリカ合衆国 MAPE
[8][9][10]
8 ソニック アルティメット ジェネシスコレクション アメリカ合衆国 200902102009年2月10日
ヨーロッパ 200902202009年2月20日
オーストラリア 200902202009年2月20日
PlayStation 3
Xbox 360
Backbone セガ BD-ROM
DVD-ROM
PS3:アメリカ合衆国 BLUS-30259
ヨーロッパ BLES-00475
X36:アメリカ合衆国 68034
ヨーロッパ 384-40210
メガドライブ版の移植
9 コミックスゾーン INT 200906102009年6月10日
Xbox 360 STI セガ ダウンロード
(Xbox Live Arcade)
- [11][12][13]
10 Comix Zone INT 201006012010年6月1日
Windows セガ セガ ダウンロード
(Steam)
-
11 セガビンテージコレクション
コミックスゾーン
アメリカ合衆国 201108092011年8月9日
ヨーロッパ 201108172011年8月17日
日本 201108312011年8月31日
PlayStation 3
(PlayStation Network)
Backbone セガ ダウンロード
(セガビンテージコレクション)
アメリカ合衆国 NPUB-30460
ヨーロッパ NPEB-00530
日本 NPJB-00128
[14][15]
12 Comix Zone ヨーロッパ 201706212017年6月21日
アメリカ合衆国 201706222017年6月22日
Android
iOS
goGame Pte セガ ダウンロード
(SEGA Forever)
- 2023年9月26日配信・販売終了 [16]
13 Sega Genesis Classics アメリカ合衆国 201805292018年5月29日
ヨーロッパ 201805292018年5月29日
Switch
アメリカ合衆国 201812072018年12月7日
ヨーロッパ 201812062018年12月6日
Linux
macOS
PlayStation 4
Xbox One
Nintendo Switch
d3t
セガ
セガ ダウンロード
(Steam、PlayStation Store
Microsoft Store
ニンテンドーeショップ)
BD-ROM
Nintendo Switch専用ゲームカード
PS4:
アメリカ合衆国 CUSA-10828
ヨーロッパ CUSA-09771

XBO:
ヨーロッパ INL-SE10663080

Switch:
アメリカ合衆国 HAC-P-AQGKB
ヨーロッパ HAC-P-AQGKA
-
14 コミックスゾーン 日本 201909192019年9月19日
ヨーロッパ 201909192019年9月19日
アメリカ合衆国 201909192019年9月19日
メガドライブ ミニ エムツー セガゲームス プリインストール
  • 日本 HAA-2520
  • アメリカ合衆国 MK-16000
本体にあらかじめ収録されている42タイトルの中の一つ。 [17]
15 セガ メガドライブ for
Nintendo Switch Online
INT 2022年7月1日
Nintendo Switch 任天堂
エムツー
任天堂 ダウンロード - [18][19][20][21]

開発

元々『コミックスゾーン』は、DCコミックスなどのアメリカン・コミックス好きのセガテクニカルインスティチュートのピーター・モラウィエクが1992年に制作した『Joe Pencil Trapped In The Comix Zone』と言うCommodore Amigaのコンセプトビデオのアニメーションから始まったものであった[22]

プレゼンテーションで、セガ・オブ・アメリカ(SOA)のトム・カリンスキー会長らも幹部も『Joe Pencil Trapped In The Comix Zone』を気に入り、期待していたが、当時モラウィエクらセガテクニカルインスティチュートの開発陣は『ソニック・スピンボール』の開発に優先事項に入れていた為、『Joe Pencil Trapped In The Comix Zone』のゲームコンセプトは保留となった。

その後、『ソニック・スピンボール』の開発を終えると、セガ・オブ・アメリカ(SOA)のカリンスキー会長が以前の『Joe Pencil Trapped In The Comix Zone』のコンセプトビデオのプレゼンテーションを覚えており、セガテクニカルインスティチュートにゲーム開発をするように要求したため、『コミックスゾーン』が開発された[23]

スタッフ

  • コンセプト、デザイン、アート・ディレクション:ピーター・モラウィエク
  • テクニカル・ディレクター、プログラマー:エイドリアン・スティーブンス
  • 音楽、効果音:ハワード・ドロシン
  • 背景:あおきくにたけ、クリスチャン・G・セン英語版、フェイ・チェン
  • アニメーション:トーマス・トビー、クリスチャン・G・セン、ボブ・スティール、ロス・ハリス、クレイグ・スティット、ディーン・ラグルス
  • コンセプチュアル・アート:トニー・デズニーガ英語版アレックス・ニーニョ英語版
  • A.I.スクリプティング:エイドリアン・スティーブンス、ピーター・モラウィエク、ロバート・モーガン、ディーン・レスター
  • キャラクター・ボイス
    • スケッチ、モータス、ストリジル、クンフー:ハワード・ドロシン
    • アリッサ・サイアン将軍:デボラ・コスタ
    • グラヴィス:ピーター・モラウィエク
    • スティクス・ザ・モンク:フェイ・チェン
    • モンゴリア:スー・オルトリップ
  • エグゼクティブ・プロデューサー:ディーン・レスター
  • アソシエイト・プロデューサー:マイケル・ウォーリス

評価

脚注

外部リンク

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