コモンデスアダー

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コモンデスアダー (学名:Acanthophis antarcticus) は、コブラ科デスアダー属に分類されるヘビ毒蛇であるため特定動物に指定されている。

概要 コモンデスアダー, 保全状況評価 ...
コモンデスアダー
コモンデスアダー
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
Status iucn3.1 LC.svg
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : ヘビ亜目 Serpentes
: コブラ科 Elapidae
: デスアダー属 Acanthophis
: コモンデスアダー A. antarcticus
学名
Acanthophis antarcticus
(Shaw & Nodder, 1802)
シノニム[2]
  • Boa antarctica Shaw & Nodder, 1802
  • Acanthophis cerastinus Daudin, 1803
  • Acanthophis brownii Leach, 1814
  • Ophryas acantophis Merrem, 1820
  • Vipera sorda Salvado 1851
  • Boa aculeata Boulenger 1896
英名
Common death adder
コモンデスアダーの分布域
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分布と生息地

オーストラリア東部・南部(ニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州、南オーストラリア州、西オーストラリア州)に分布[1]。ノーザンテリトリー、西オーストラリア州、南オーストラリア州西部では数が少なく、ビクトリア州では絶滅した[3][4]。森林や草原、砂地に生息し、落ち葉や瓦礫の下に隠れている事が多い[3]

形態

全長は70-100cm。体色は砂地に目立ちにくい茶褐色もしくは灰褐色。頭は三角形で、瞳孔は縦長。牙はオーストラリアの蛇では最長[3]。形態的にクサリヘビ科に似るが、実際はコブラ科である[3]。オーストラリア大陸にはクサリヘビが生息しないため、その代置種として本種がクサリヘビの生態系上のニッチを占め、クサリヘビのような形態になったといわれる。

攻撃速度が最も速いヘビの一つで、0.15秒以内に獲物に毒を注入し元の姿勢に戻ることが出来る[5]

毒性は強力な神経毒で、オーストラリアでは特に危険なヘビの1つ。抗毒素が導入される前はデスアダーによる咬傷の約50%が致命的だったが[6]、現在では血清が広く入手可能であり、死亡率は下がっている。

生態

小型の哺乳類鳥類トカゲを捕食する。待ち伏せ型の捕食者で、落ち葉の下などに潜み、尻尾を動かして虫のように見せる。デスアダーは攻撃的では無いが、物の下に潜んでいるため人間にとっては危険である[3]卵胎生であり、夏の終わりに通常3 - 20匹の仔を産む。最大で30匹以上の仔を産んだ例が知られる[3]

懸念

外来種であるオオヒキガエルの影響を受けており、ヒキガエルは幼体を捕食し、そのうえ有毒であるため、捕食した成体のデスアダーが中毒を起こしている[7]

出典

参考文献

関連項目

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