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コヨメナ

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コヨメナ
コヨメナの花と葉
分類
界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : キク亜綱 Asteridae
目 : キク目 Asterales
科 : キク科 Asteraceae
亜科 : キク亜科 Asteroideae
属 : ヨメナ属 Kalimeris
種 : コヨメナ K. indica
学名
Kalimeris indica (L.) Sch. Bip.
シノニム
  • Aster cantonensis (Lour.) Courtois
  • Aster indicus L.
  • Aster javanicus Garcin ex Burm.f.
  • Aster ursinus H.Lév. nom. illeg.
  • Aster yangtzensis Migo
  • Asteromoea cantoniensis (Lour.) Matsum.
  • Asteromoea indica (L.) Blume
  • Boltonia indica (L.) Benth.
  • Callistemma indicum (L.) G.Don
  • Callistephus indicus (L.) DC.
  • Chrysanthemum cuneatum Roxb.
  • Hisutsua cantonensis (Lour.) DC.
  • Hisutua cantoniensis (Lour.) DC.
  • Hisutua serrata Hook. & Arn.
  • Martinia polymorpha Vaniot
  • Matricaria cantoniensis Lour.
和名
コヨメナ(小嫁菜)
英名
Indian aster

コヨメナ(小嫁菜、学名:Kalimeris indica)はキク科の多年草。道端で見かける野菊の一種。若葉は食用になり、上海周辺では野菜として利用される。別名インドヨメナ、漢名は馬蘭。

あぜ道脇に群生するコヨメナ。
冬に枯れたコヨメナ。

いわゆる野菊に類するものである。ヨメナに似るが、全体に小型で、背丈は30cmから60cm程度。7月ごろに茎の先端から花茎を伸ばし、その先端に花をつける。頭状花序で、花弁は薄紫色か淡い黄色。

地下茎があり、小さな群落を作る。葉は卵状楕円形で、粗く低い鋸歯がある。色は深緑で、すべすべしている。茎が赤いものと緑色のものがあり、食用には赤いものが向く。

南方から侵入したと考えられるコヨメナの染色体数は(2n=54)で、中国から九州に入り、近畿以北に多く見られるオオユウガギク(2n=72)と日本で自然交配し、2n=63のヨメナが生まれたと考えられている。

分布

アメリカ合衆国ハワイ州から、日本の四国、九州南部から琉球列島、小笠原諸島、朝鮮半島南部、中国、インドシナ半島、インドまでの地域に分布する。

畑や田んぼのあぜ道、広葉樹林内の林道、山の斜面などで見られる。

利用

食用

春に若葉を摘んで食べる。独特の香気があり、さっぱりした食味の山菜と扱われている。中国の上海料理では若葉を「馬蘭頭」(中国語簡体字 马兰头 マーラントウ mǎlántou、上海語 モーレードゥ)と称し、茹でて水分を絞り、押し豆腐、タケノコ、中国ハムなどと共に細かく刻んで、塩、砂糖、ごま油などと和えた「香干馬蘭頭」という料理が冷菜としてよく食べられている[1]。他に炒め物にもされる。清の袁枚は『随園食単』で、柔らかいところを摘んで、タケノコと酢で和えるとしている。また、清末から中華民国時期の南京出身者である龔乃保も『冶城蔬譜』で、畦に生える山菜として独特のもので、余所では食べないなどと記している。江蘇省では枸杞の葉、菊花脳(南京菊の若葉)と合わせて「南京三宝」と称し、地方独特の野菜として扱われる。

日本では雑草や山菜に類するものであるが、中国では野菜として2月末頃に種を蒔き、清明節ごろから2回収穫される。茎の赤いものと緑のものがあり、赤いものの方が美味とされ、別名「紅梗菜」とも呼ばれる。

薬用

生薬として、夏か秋に全草または根を採集し、乾燥して利用する。清熱、解毒などの作用があるとされ、『本草綱目』は根、葉を、瘧(おこり)、腹痛、痔に用いるとする。臨床では、全草を煎じて、内服させたところ慢性気管炎に効果があったとの報告がある[2]。

近縁種

出典

外部リンク

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