コロネーション (ブラックプール・トラム)
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| "コロネーション" Coronation | |
|---|---|
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コロネーション(304)(2006年撮影) | |
| 基本情報 | |
| 製造所 | チャールズ・ロバーツ |
| 製造年 | 1952年 - 1953年 |
| 製造数 | 25両 |
| 運用開始 | 1952年 |
| 運用終了 | 1975年(営業運転) |
| 投入先 | ブラックプール・トラム |
| 主要諸元 | |
| 編成 | ボギー車、両運転台 |
| 軌間 | 1,435 mm |
| 車両定員 | 着席56人 |
| 車両重量 | 20 t |
| 全長 | 50 ft (15,000 mm) |
| 全幅 | 8 ft (2,400 mm) |
| 主電動機出力 | 45 hp (34 kW) |
| 出力 | 180 hp (130 kW) |
| 制御装置 | 「ヴァンバック(VAMBAC)」 |
| 備考 | 主要数値は[1][2][3][4]に基づく。 |
コロネーション(英語: Coronation)は、イギリスの都市・ブラックプールの路面電車であるブラックプール・トラムに導入された電車。「ヴァンバック(VAMBAC)」と呼ばれる制御装置や車体構造など革新的な要素を多数取り入れたが、運用開始後は保守の難しさや過大な消費電力などの課題が浮き彫りになり、早期に営業運転から離脱した[1][2]。
2階建て電車の「バルーン」を始めとした旧型車両に代わる新しい主力車両として導入が実施された、チャールズ・ロバーツ(Charles Roberts)製の電車。全長50 ft (15,000 mm)、全幅8 ft (2,400 mm)は、製造当時のイギリスにおける1階建てボギー車の中で最大の大きさだった[5][1][6][7]。
制御装置には「可変自動多段式制動装置・加速制御(Variable Automatic Multinotch Braking and Acceleration Control)」を名前の由来とした「ヴァンバック(VAMBAC)」が用いられた。これはアメリカ合衆国で開発されたPCCカーの技術に影響を受けたもので多段式の抵抗制御装置で、従来の車両と比べスムーズな加減速が可能となった[注釈 1]。また、2基の主電動機を搭載した台車にはPCCカーと同様に輪軸にゴムを挟んだ弾性車輪が用いられており、乗り心地の向上が図られた[5][1][2][9][10]。
愛称について、路面電車の従業員からは「スピーブ(Spivs)」と呼ばれていたが、エリザベス2世の戴冠にちなんだ「コロネーション」が後年の主流となった[1][2]。