コロボックル物語
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| 著者 |
佐藤さとる 有川浩 |
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| イラスト |
若菜珪 村上勉 |
| 国 |
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| ジャンル | ファンタジー、児童文学、童話 |
| 出版社 | 講談社 |
| 出版日 | 1959年8月28日 - 2015年10月27日 |
| 巻数 | 7巻 |
『コロボックル物語』(コロボックルものがたり)は、佐藤さとる・有川浩によるファンタジー小説のシリーズ。
シリーズ累計発行部数は、380万部を記録している(2021年7月時点[1])。
略歴
1959年3月に佐藤が自費出版した『だれも知らない小さな国』に端を発する。師匠の平塚武二の助言で私家版を各所に送付したところ、同年8月に講談社より出版されることとなった[4]。
当初は若菜珪による挿絵が描かれていたが、第2作『豆つぶほどの小さないぬ』(1962年)での画風の変化を受け佐藤は新たな画家を捜し、村上勉と出会う。3作目『星からおちた小さな人』(1965年)は村上が挿絵を担当したが、佐藤は挿絵に満足せず、議論の末に現代的なデザインに改められた。以降は過去作の文庫本化なども含め、村上が一手に挿絵を手がけることとなる。
1971年発表の第4作『ふしぎな目をした男の子』をもって、シリーズは一度終了(ただし翌年にコロボックルの童話を1編発表している)。しかし、ファンから続編の要望が多く寄せられ、その返事として第5作『小さな国のつづきの話』(1983年)を発表、あらためてシリーズを完結させた。その後、コロボックルの過去のエピソードとして、1987年に特別巻『小さな人のむかしの話』(その後『コロボックルむかしむかし』に改題)を発表。2010年よりシリーズの復刊が行われた際には、村上がカバー挿画を描き下ろしたものの、村上も「これでコロボックルを描くのはもう終わり」と宣言した[5]。2013年には私家版『だれも知らない小さな国』の復刻版に、佐藤が特別付録「コロボックル物語・番外編 ブドウ屋敷文書の謎」を書き下ろし[6]、これが佐藤による最後のシリーズ作品となった(佐藤は2017年に逝去[7])。
完結時より佐藤はコロボックル物語を「オープンエンド」と称し、ルールさえ守れば誰が続きを書いても構わないとしてきたが、2011年に有川浩との対談の席上で、佐藤が有川に執筆を打診[8]。2014年の有川による掌編『コロボックル絵物語』を経て、2015年に長編『だれもが知ってる小さな国』が発表された。またシリーズが継続したことを受け、村上も「引退宣言」を撤回し挿絵を担当した[5]。
シリーズ作品
長編
- だれも知らない小さな国(1959年)
- 豆つぶほどの小さないぬ(1962年)
- 星からおちた小さな人(1965年)
- ふしぎな目をした男の子(1971年)
- 小さな国のつづきの話(1983年)
- 小さな人のむかしの話 - コロボックルむかしむかし(1987年)
- だれもが知ってる小さな国(2015年)
童話
- コロボックルそらをとぶ(1971年)
- トコちゃんばったにのる(1971年)
- コロボックルふねにのる(1971年)
- そりにのったトコちゃん(1972年)
短編
- ヒノキノヒコのかくれ家
- 人形のすきな男の子
- 百万人にひとり
- へんな子
- コロボックル物語・番外編 ブドウ屋敷文書の謎(2013年) - 私家版『だれも知らない小さな国』復刻版特別付録。
- コロボックル絵物語(2014年)
その他
- コロボックル童話集(1983年) - 短編集。産経新聞や「ワンダーブック」(世界文化社)などに発表した短編や、前述の童話などを収録。
- コロボックルの世界へ(2015年) - 佐藤の監修によるコロボックル物語のガイドブック。
- コロボックルの小さな画集(2015年) - 村上による描き下ろしイラストと文による画集。
- コロボックル ぬりえ(2017年) - 村上による描き下ろしイラストを収録した塗り絵。