(t, x) = (t, x1, x2,..., xn)を、n+1次元実ベクトル空間Rn+1(もしくはn+1次元複素ベクトル空間Cn+1)の点とし、次の形の偏微分方程式系


を初期条件

の下に考える。各Fi (1 ≤ i ≤ m)は、左辺に現れる
の項は含まず、正規形(normal form)であるとする。
ここでFi (1 ≤ i ≤ m)は、全変数
について、(0,0,...,0)の近傍で収束べき級数を持つ、すなわち解析的(Cω級)であるとし、wik(x) (1 ≤ i ≤ m, 0 ≤ k ≤ pi-1)もx=0の近傍で解析的であるとする。このとき、上記の偏微分方程式の初期問題を満たす解析的な解ui(t, x) (1 ≤ i ≤ m)が(t,x)=(0,0)の近傍で一意的に存在する。