サイクロン・パム

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サイクロン・パム
カテゴリー5の サイクロンSSHWS
NASAの人工衛星画像(3月13日)
NASAの人工衛星画像(3月13日)
発生期間:2015年3月6日2015年3月15日
最大風速:
(10分間平均)
70 m/s (250 km/h)
最大風速:
(1分間平均)
78 m/s (280 km/h)
最低気圧:896 hPa
被害総額:
死者数:直接の死者11名 間接的に46名
被害地域:パプアニューギニアフィジーキリバスソロモン諸島ツバルバヌアツニューカレドニアニュージーランド

サイクロン・パムCyclone Pam)は、2015年3月6日に発生したサイクロン

サイクロン・パムの進路

2015年3月6日、フィジー気象局英語版(FMS)は熱帯撹乱11Fがフィジー共和国ナンディの北西約1,140キロメートルで発達していることを報告した。撹乱は高気圧から張り出した気圧の尾根の下、低中度の垂直ウィンドシアによって更に発達するのに有利なエリア内に位置しており、天気予報モデルは数日のうちの大幅な発達を予想。当初、撹乱はソロモン諸島の東に停滞し、ゆっくりと成長して3月8日には熱帯低気圧となった。9日、FMSは熱帯低気圧をオーストラリアの熱帯低気圧スケールで「カテゴリー1」と分類し、パムPam)の名称を割り当てた。

パムは発達しながら、高気圧の南の外周に沿って北にゆっくりと移動。9日正午には南方にカーブし始め、10日に急速に成長。FMSは協定世界時18時にパムを「カテゴリー3」へとアップグレードした。3月11日にはサンタクルーズ諸島の東に一時停滞したが、気象条件も有利に働いたことで徐々に勢力を強めて、3月12日にはオーストラリアとサファ・シンプソン・ハリケーン・スケールの両方で「カテゴリー5」に達した。

13日には1分間での風速が時速270キロメートル(時速165マイル)に達し、合同台風警報センター(JTWC)は1分間での風速が260キロメートル(時速160マイル)で若干勢力が弱まったと評価したが、フィジー気象局ナンディ熱帯低気圧センター(RSMC)は勢力には変化が無いとした。その後、JTWCは14日の早い段階でサイクロンがサファ・シンプソンスケールでカテゴリ4へと弱体化したと評価。RSMCは10分間での風速が250キロメートル(時速155マイル)、中心気圧896ヘクトパスカルとの評価を行なった。15日にはオーストラリアのスケールでカテゴリ4、サファ・シンプソンスケールでカテゴリ2へと更に勢力は弱まった。 合同台風警報センター(米国)によると、13日午前8時の時点でバヌアツの首都ポートビラでの最大瞬間風速は約85メートルを記録している。なお、現地ではいまだ電力や通信が遮断されている。[1]

被害

支援

脚注

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